お答えいたします。
今、高橋委員の方から、文部科学省のCOCOLOプランのことを御紹介いただいたところでございます。COCOLOプランは、不登校児童生徒が増えているという状況の中で、学校の重要性、役割というのを再認識をしつつも、誰一人取り残されない学びの保障を社会全体で実現するためのプランとして策定したものでございまして、三つの柱がございます。
一つは、不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思ったときに学べる環境を整える。二つ目に、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で実現をする。三つ目に、学校の風土の見える化を通して、学校をみんなが安心して学べる場所にするという柱でございます。
今、不登校対策の効果測定という御質問をいただいたところでございますが、COCOLOプランの一つ目の観点につきましては、例えば、先ほど大臣から岡山のケースを御紹介申し上げましたけれども、COCOLOプランの中でも、学校に一歩、もう一度学びを、クラスには戻れないけれども、学びを継続したいという観点から、校内教育支援センターというのを設置を促進しているところでございます。
これは、令和六年七月現在で、小中学校の約四六%、ここはどんどん増えておりますけれども、一万二千七百十二校までその設置が広がってございまして、この校内教育支援センターの設置によりまして、設置をしているところに我々もいろいろ聞いてございますけれども、不登校の新規発生が抑えられたり、あるいは不登校の状況が改善されるケースなどの効果が出つつあるということでございます。
こうした観点から、今回の予算案の中でも、これを、自治体の伴走支援をしながら、しっかり補助を、ここの支援センターで支援する人、あるいは施設の整備、部屋の整備ということにつきまして、こうした成果を踏まえながら、伴走支援をする形で予算を組んでいるところでございます。
また、二つ目の、例えば、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で支援するという観点では、一人一台端末、GIGAスクール構想の中で、心の健康観察という、アプリはたくさんありますけれども、いろいろな種類が、これを導入してございまして、現在、小学校で四六・五%、中学校で五五・二%となっており、導入が広がってございます。
その成果としても、不登校の新規発生が、学校でそうした情報を共有することで、前年度の同時期と比較して減少しているという効果も確認をしているというところでございまして、こうしたことも進めている。
それから、三つ目の、学校風土の見える化につきましては、アンケートツール等を活用して学校風土を把握した結果として、生徒の声や実態を踏まえた指導の実施が可能となるなどの効果も把握しているところでございます。
こうした自治体の状況もしっかり確認をしながら、取組を把握し、また好事例等については横展開をしながら、国、地方一体となって不登校対策に当たりたいというふうに考えているところでございます。
52高高橋永(立憲)
原因分析の深掘りを含めてもっとやっていただきたいですし、さらに、そういったことをどうやって教育の改革に生かしていくのか、その道筋も示していっていただければと思います。
今の文部科学省の取組を踏まえ、大臣は、不登校の増加をどう捉え、これから、そこから日本の教育の何を見直すべきだと考えるのか、見解を教えてください。
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53
あべ俊子(自民)文部科学大臣
委員にお答えします。
また、先ほど、全国初の夜間高校と言いましたが、実は、夜間高校は全国初じゃなかったけれども、夜間中学が全国初だったそうで、失礼いたしました。夜間中学、ずっと応援していますので。ありがとうございます。
文部科学省が実施いたしましたこの調査におきましては、不登校の児童生徒について把握した事実の中には、学校生活に対してやる気が出ないとの相談がございました。ただ、やる気の分析はなかなか難しくて、今精査しているところでもございますが、また、学業の不振また頻繁な宿題の未提出が見られたとか、あと、いじめの被害の情報や相談があったなどという、学校…
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54高高橋永(立憲)
是非、何でやる気が出ないのか、難しいということはもちろん承知しているんですけれども、なぜやる気が出ないのかというところをしっかりと深掘りしていただけたら、私としてはいいかなと思っております。今後とも、私、不登校の原因の把握については取り組んでまいりたいと思っております。
そして、今大臣からお話もありましたが、学校の風土の見える化、不登校の状態になった後の対応について、お伺いしたいと思います。
文部科学省でも、根拠に基づく政策立案の推進が求められ、政策の目的と手段を明確にして評価を体系的に行うロジックモデルの導入も進められています。政策の効果を高めるに…
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- (上の発言)
55望望月禎文部科学省初等中等教育局長
お答えいたします。
今、高橋委員の方から、文部科学省のCOCOLOプランのことを御紹介いただいたところでございます。COCOLOプランは、不登校児童生徒が増えているという状況の中で、学校の重要性、役割というのを再認識をしつつも、誰一人取り残されない学びの保障を社会全体で実現するためのプランとして策定したものでございまして、三つの柱がございます。
一つは、不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思ったときに学べる環境を整える。二つ目に、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で実現をする。三つ目に、学校の風土の見える化を通して、学校をみんなが安心して学べる場所にするという柱でございます。
今、不登校対策の効果測定という御質問をいただいたところでございますが、COCOLOプランの一つ目の観点につきましては、例えば、先ほど大臣から岡山のケースを御紹介申し上げましたけれども、COCOLOプランの中でも、学校に一歩、もう一度学びを、クラスには戻れないけれども、学びを継続したいという観点から、校内教育支援センターというのを設置を促進しているところでございます。
これは、令和六年七月現在で、小中学校の約四六%、ここはどんどん増えておりますけれども、一万二千七百十二校までその設置が広がってございまして、この校内教育支援センターの設置によりまして、設置をしているところに我々もいろいろ聞いてございますけれども、不登校の新規発生が抑えられたり、あるいは不登校の状況が改善されるケースなどの効果が出つつあるということでございます。
こうした観点から、今回の予算案の中でも、これを、自治体の伴走支援をしながら、しっかり補助を、ここの支援センターで支援する人、あるいは施設の整備、部屋の整備ということにつきまして、こうした成果を踏まえながら、伴走支援をする形で予算を組んでいるところでございます。
また、二つ目の、例えば、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で支援するという観点では、一人一台端末、GIGAスクール構想の中で、心の健康観察という、アプリはたくさんありますけれども、いろいろな種類が、これを導入してございまして、現在、小学校で四六・五%、中学校で五五・二%となっており、導入が広がってございます。
その成果としても、不登校の新規発生が、学校でそうした情報を共有することで、前年度の同時期と比較して減少しているという効果も確認をしているというところでございまして、こうしたことも進めている。
それから、三つ目の、学校風土の見える化につきましては、アンケートツール等を活用して学校風土を把握した結果として、生徒の声や実態を踏まえた指導の実施が可能となるなどの効果も把握しているところでございます。
こうした自治体の状況もしっかり確認をしながら、取組を把握し、また好事例等については横展開をしながら、国、地方一体となって不登校対策に当たりたいというふうに考えているところでございます。
56高高橋永(立憲)
是非、根拠に基づいた政策のPDCAをしっかりと回していただいて、そして、国がしっかりと伴走して実施していっていただければと思います。
それでは、次の質問に移ります。ちょっと質問の順番を変えさせていただきます。
主権者教育についてお伺いしたいと思います。
近年、主権者教育の重要性が改めて認識される一方で、SNSやインターネットを通じた誤情報の拡散が深刻な問題となっています。
文科省が情報モラル教育について取り組んでいることは承知していますが、去年の選挙を含めた昨今の状況を踏まえれば、主権者教育におけるメディアリテラシーの育成が重要だと私は考えていま…
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57望望月禎文部科学省初等中等教育局長
社会がデジタル化あるいは情報化の大きく進展する中におきまして、委員御指摘のとおり、情報活用能力という観点につきましては、先ほども出ていましたけれども、読解力や言語力と並んで、児童生徒の基盤的な、学ぶべき、身につけるべき能力の一つかというふうに考えてございます。
その主権者教育の中で、メディアリテラシーをどのような形で育んでいくかという御質問でございます。
この主権者教育につきましては、子供たちが現実社会の諸課題を自分のこととして考えて、多面的、多角的に考察するために、例えばそうした多様なメディア等を活用して情報を収集して、それを自分の中で正否を判断し…
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58高高橋永(立憲)
主権者教育、メディアリテラシーについて、やはり教育の目的の根本とも関わる分野であると思っておりますので、是非、更にこれから充実していっていただければと思っております。
時間もなくなりましたので、最後、締めさせていただきます。
これまで議論してきたとおり、文部科学省は教育の理想を掲げ、多くの施策を打ち出してきました。しかし、それが本当に教育現場で根づき、子供たちの成長や幸福につながっているのか、いま一度問い直す必要があると思います。
この五十年間、教育の目標の大きな方向性は変わっていないように見えます。それは、理想を実現するための構造改革が十分に進め…
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