深水秀介農林水産省大臣官房統計部長

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 132 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 177 発言)

お答えいたします。

米の作況指数は、統計理論に基づきまして、無作為に約八千筆の調査圃場を選定し、その圃場で実際に稲を刈り取って把握をしましたその年の十アール当たり収量を、過去からの趨勢を基に、その年に異常気象などがなかったとした場合に予想される平年の収量で割って算出したものでございます。

この作況指数算出に当たっての十アール当たり収量は、生産者の実感に合いますように、その地域の生産者が多く使っているふるい目、例えば宮崎県ですと一・八ミリでふるって算出をしているところでございます。

このように、作況指数は、その年の十アール当たり収量が平年の収量と比べて多いか少ないかを示している指標でして、この十アール当たり収量については、収量の少ない圃場から多い圃場までの平均値である。したがいまして、これを下回る生産者の方からしますと、作況指数を高く感じる場合があるというふうに考えております。

また、前年産に比べて多いか少ないかで収量を判断される生産者の方からしましても、平年との比較である作況指数ですと、実感と合わないというふうに感じられる場合もおありなのかなというふうに考えております。

加えまして、調査で把握している収量につきましては、主食用に供給される可能性のある玄米の全量を把握するということとしておりますので、農産物検査の三等までを収量の基準としています。このために、品質向上を目指して色彩選別機等で選別を行っていらっしゃる生産者の方には、作況指数を高く感じる場合があるというふうに考えております。

我々としましては、現時点での調査において正確性は確保されていると考えておりますけれども、このような理由から、ギャップを感じている方も相当程度おられるというふうに考えておりますので、どういうことがギャップの原因となると考えられるのかなどにつきまして、機会あるごとに生産者の方々と関係団体と意見交換を行いまして、丁寧な周知と理解の醸成に努めてまいりたいと考えております。

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