お答え申し上げます。
ルールに基づく自由で開かれた多角的貿易体制は我が国の存立基盤でございまして、WTOはその礎でございます。WTOが四月に公表しました最新の推計では、世界貿易の七四%以上は依然としてWTOルールに基づいて行われております。WTOは、引き続き世界経済の重要なインフラでございます。
一方で、委員御指摘のとおり、WTOの紛争解決手続では、上級委員会が二〇一九年から機能を停止してございます。また、近年のWTOは、加盟国の増加に伴いまして、全ての加盟国によるコンセンサスによる新たなルールの形成が難しくなってきておりまして、デジタル経済の発展などの世界経済の変化、不公正な貿易慣行といった課題に十分に対応できてございません。
我が国としましては、引き続き、WTO改革の三本柱である、二十一世紀の現実を反映したルール作り、紛争解決制度の改革、協定を履行させる監視機能の強化につきまして、同志国と連携して粘り強く取り組んでまいります。
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黄川田仁志(自民)
私は、今の日米交渉の中で造船を交渉カードとして模索することについては大変意義があると思っております。
これに関して、非常に現場も心配しているようでございます。果たして今の日本の造船業でアメリカの要請に応えられるのかと不安に感じている方も少なくございません。
日本の造船の技術力は世界トップレベルでございます。しかし、人的資源や経営基盤の面では、決して万全とは言えません。だからこそ、アメリカとの協力を進めていくためには、日本国内の造船業そのものをしっかりと支えていく国としての取組が必要不可欠であると私は考えております。
かつて日本の造船は、世界一のシェ…
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31今今井新国土交通省大臣官房技術審議官
お答え申し上げます。
韓国においては、経営難に陥った特定の造船事業者に対して一兆円を超える巨額の公的金融支援が行われ、これらの支援措置が国際造船市場を歪曲し、我が国造船事業者に著しい損害を及ぼしているとして、日本政府は、二〇一八年に、韓国政府に対しまして、WTOの紛争解決了解に基づき協議要請を行い、二国間で協議を実施してきたところでございます。
委員から御質問のございました現在の韓国の状況についてですが、日本政府が指摘してきました韓国の支援措置が是正されたという事実は残念ながら確認されておりません。
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黄川田仁志(自民)
目に見えるような進展は見られていない、無視されているということでございます。
国交省ははっきり申し上げませんでしたが、参考までに皆様にお伝えしますと、韓国が二〇一五年から二〇一七年にかけて大宇造船海洋へ出した公的金融支援の額は、一・二兆円という巨額なものでございました。これに対して何ら是正措置が取られていないということでございます。
これに加えまして、韓国は、造船大手三社に今後五年で計九兆ウォン、約一兆円を投入し、中国と競争するということが昨年海外メディアで報じられております。不法な補助金を是正するどころか、更に市場をゆがめることになる可能性がありま…
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- (上の発言)
33渡渡邊滋外務省大臣官房参事官
お答え申し上げます。
ルールに基づく自由で開かれた多角的貿易体制は我が国の存立基盤でございまして、WTOはその礎でございます。WTOが四月に公表しました最新の推計では、世界貿易の七四%以上は依然としてWTOルールに基づいて行われております。WTOは、引き続き世界経済の重要なインフラでございます。
一方で、委員御指摘のとおり、WTOの紛争解決手続では、上級委員会が二〇一九年から機能を停止してございます。また、近年のWTOは、加盟国の増加に伴いまして、全ての加盟国によるコンセンサスによる新たなルールの形成が難しくなってきておりまして、デジタル経済の発展などの世界経済の変化、不公正な貿易慣行といった課題に十分に対応できてございません。
我が国としましては、引き続き、WTO改革の三本柱である、二十一世紀の現実を反映したルール作り、紛争解決制度の改革、協定を履行させる監視機能の強化につきまして、同志国と連携して粘り強く取り組んでまいります。
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黄川田仁志(自民)
ありがとうございます。
今のところ、全くWTOは頼りになりそうにないという話でございます。
そんなWTOでございますが、韓国については、法外な助成の実態を具体的に把握することができましたので、日本はWTOに提訴することができました。しかし、中国については、国営の造船企業にどれくらいのお金が入っているか分かっておりません。過去に、七年間で約十四兆円を投入したとのアメリカの報告があります。しかしながら、中国の軍事予算と同様に、本当の実態は実際には分かっていないというのが事実でございます。ですので、機能不全のWTOにすら中国を提訴することができなかったとい…
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
黄川田理事におかれましては、自由民主党の海運・造船対策委員会の役員を務められており、また、近々、経済安全保障推進本部との合同会議を新設され、この問題についてしっかり議論するというふうに伺っております。造船に関わる経済安全保障上の問題について本当に議論を進めていただき、この場をおかりして感謝申し上げたいと思います。
我が国は四面を海に囲まれておりまして、エネルギーや食料などの自給率が低い我が国におきましては、貿易量の九九・六%を担う海上輸送は、国民生活、経済活動に不可欠な極めて重要なインフラであります。このため、経済安全保障の観点から、また我が国の国民の…
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黄川田仁志(自民)
城内大臣の力強いお言葉をいただきまして、ありがとうございました。
中国は、国を挙げて造船業を支えております。韓国もまた、巨額の助成金を通じて、国家戦略としてこの分野を押し上げてまいりました。それに対して、日本の造船企業は、ほとんど民間の独力で、圧倒的に不利な状況で勝負を挑み続けているわけでございます。
城内大臣、是非とも船舶の船体そのものを特定重要物資と位置づけていただきたい、これを最後にお願いをさせていただきたいと思います。そして、昨日お話ししたということもありますから、造船業自体をいかに守っていくか、このことを念頭に置いて、特定重要物資について十…
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