生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 92 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

どうもありがとうございます。

国立国会図書館のウェブアーカイブ、WARPは非常に重要な事業だというふうに考えております。

他方で、あの国立国会図書館のウェブアーカイブ事業は、基本的には、無許諾で網羅的に収集しているのは政府機関及び自治体の公的機関のウェブサイトだけなのであります。

そうしたときに、例えば、アメリカでは、フェアユースに基づいて、民間の団体がインターネットアーカイブ、ウェーバックマシンというもので網羅的なアーカイブを作っていることに加えて、把握している限り、イギリスやフランスなどでは、国会図書館がドットユーケー、ドットフランスなどのウェブサイトというものを網羅的に収集と保存をしているわけでございます。

先ほど来、フェイクニュースへの対応というものが大きな課題として触れられてきました。書き換えられる、これは民間のウェブサイトも、例えば、フェイク情報を流すために作られたウェブサイトというのは、作られては消えていく。そういった一つ一つの情報流通の後からの検証というものは、広くやはり日本のウェブサイトというものを誰かが保存していなければできないわけでございます。

日本では、我が国の記録と記憶と、そして検証に必要なウェブアーカイブというものがまだ現実的に官に限られている。そのことというのを是非積極的に、今後、制度の在り方も検討していただきたいというふうに考えております。

以上です。

前後のやりとり

88の発言を見る

96の発言を見る