どうもありがとうございます。
国立国会図書館のウェブアーカイブ、WARPは非常に重要な事業だというふうに考えております。
他方で、あの国立国会図書館のウェブアーカイブ事業は、基本的には、無許諾で網羅的に収集しているのは政府機関及び自治体の公的機関のウェブサイトだけなのであります。
そうしたときに、例えば、アメリカでは、フェアユースに基づいて、民間の団体がインターネットアーカイブ、ウェーバックマシンというもので網羅的なアーカイブを作っていることに加えて、把握している限り、イギリスやフランスなどでは、国会図書館がドットユーケー、ドットフランスなどのウェブサイトというものを網羅的に収集と保存をしているわけでございます。
先ほど来、フェイクニュースへの対応というものが大きな課題として触れられてきました。書き換えられる、これは民間のウェブサイトも、例えば、フェイク情報を流すために作られたウェブサイトというのは、作られては消えていく。そういった一つ一つの情報流通の後からの検証というものは、広くやはり日本のウェブサイトというものを誰かが保存していなければできないわけでございます。
日本では、我が国の記録と記憶と、そして検証に必要なウェブアーカイブというものがまだ現実的に官に限られている。そのことというのを是非積極的に、今後、制度の在り方も検討していただきたいというふうに考えております。
以上です。
89
塩川鉄也(共産)
もう一問、EUのAI法について。
EUのAI法では、高リスクには、製品やサービスが市場に投入される前に第三者による適合性評価を受ける必要があるなど、厳しい手続が義務づけられていると承知をしております。
この高リスクには、雇用における採用選考、雇用関係の条件や昇進、雇用契約関係の終了も含まれていると承知をしておりますが、EUにおいて、どのような問題意識から雇用の問題を高リスクと位置づけているのか、この点について御説明いただけないでしょうか。
この発言のページ
90生生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授
ありがとうございます。
特にEUの中では、歴史的にも労働者の権利というものが重視がされてきたという経緯というのも一つあるところはございますけれども、やはり私たちの生活というふうにいったようなこと、そして、ある種の生殺与奪というものをこの労働というものは常に持っているわけでございます。
例えば、労働環境でのパフォーマンスということがAIによる評価でもって決定されて、そして、それに対する説明も反論の余地もないということ、あるいは、より広く、例えばシェアリングエコノミーのような、いわゆるシェアワーカー、ああいった労働の形態の中というのは、現実にそういったよ…
この発言のページ
91
塩川鉄也(共産)
もう一問、最後に生貝参考人にお尋ねするのは、今日のお話の中でも、国立国会図書館の話が紹介をされまして、私も国会に身を置いている者として、国会図書館を御紹介いただくのは大変うれしく受け止めたところであります。
WARPと言われるインターネットの資料収集保存事業に国立国会図書館はずっと取り組んでいる。一か月ぐらいで、行政機関などのきちっと記録を取っていく。私なんかも、活用する際に、やはり役所が途中でホームページを書き換えたりすることがあるものですから、過去に遡ってチェックをするとかという際にも参考にもできるものであるのかなと思っておるわけであります。
こ…
この発言のページ
- (上の発言)
92生生貝直人一橋大学大学院法学研究科教授
どうもありがとうございます。
国立国会図書館のウェブアーカイブ、WARPは非常に重要な事業だというふうに考えております。
他方で、あの国立国会図書館のウェブアーカイブ事業は、基本的には、無許諾で網羅的に収集しているのは政府機関及び自治体の公的機関のウェブサイトだけなのであります。
そうしたときに、例えば、アメリカでは、フェアユースに基づいて、民間の団体がインターネットアーカイブ、ウェーバックマシンというもので網羅的なアーカイブを作っていることに加えて、把握している限り、イギリスやフランスなどでは、国会図書館がドットユーケー、ドットフランスなどのウェブサイトというものを網羅的に収集と保存をしているわけでございます。
先ほど来、フェイクニュースへの対応というものが大きな課題として触れられてきました。書き換えられる、これは民間のウェブサイトも、例えば、フェイク情報を流すために作られたウェブサイトというのは、作られては消えていく。そういった一つ一つの情報流通の後からの検証というものは、広くやはり日本のウェブサイトというものを誰かが保存していなければできないわけでございます。
日本では、我が国の記録と記憶と、そして検証に必要なウェブアーカイブというものがまだ現実的に官に限られている。そのことというのを是非積極的に、今後、制度の在り方も検討していただきたいというふうに考えております。
以上です。
93
塩川鉄也(共産)
終わります。ありがとうございました。
この発言のページ
94
大岡敏孝(自民)
次に、緒方林太郎君。
この発言のページ
95緒緒方林太郎政府参考人など
最後十五分、よろしくお願いいたします。
四人の参考人の皆様方、本当に今日はありがとうございます。
まず、AIの話をするときに、一番こういうのに遠いところにある世界というのはどこだろうなというふうに思ったときに、私がいつも思うのが、この業界が一番遠いんじゃないかと思うんですね、政治の業界が。この中にも、恐らく、今日審議しながら、そうはいっても、余り俺は関係ないもんねと思っておられる方はまあまあいるんじゃないかと実は思うんです。
この業界は経験知に依拠した言論が結構有力なことが多いんですけれども、これは、松尾参考人と、そして選挙に関わったということで安…
この発言のページ