ありがとうございます。
総論に始まって、AI法案をめぐる論点ですとか我が国の対応方針について概観をさせていただきました。
本法案は、やはり、急速に発展するAI技術を我が国の経済の飛躍につなげていくと同時に、そのリスクに備える初の包括的な枠組みになるものと考えております。
本法案は、罰則なき推進法として、柔軟性と機動性を備えるものであります。状況の変化に応じた迅速な対応が可能になるものと考えます。
政府が主導するイノベーション支援策と業界の自主的なガバナンスによって、やはり日本はAIを作れる国、そして使える国、こういうものを構築して、国際的な存在感を高めていくことが何よりも重要であろうと思います。そして、日本の取組を世界のAIガバナンスにおけるモデルケースとしていく。我が国が掲げる、人間中心かつリスクベースのアプローチ、これは国際社会においても重要な示唆を提供するものと考えるところであります。実際、G7を始めとする場においても、日本発の原則ですとかガイドラインが打ち出されました。それぞれが各国の議論に影響を与えているということでもあります。
本法案に基づいて構築される制度や知見を今後グローバルなルールメイキングにつなげていかなくてはならないと思います。我が国が主導する形で、このAI法を国際ルールのモデルとして位置づけていくこと、将来の世界的なAI社会の発展に資する、こうした信念の下に、本法案がその歴史的な一歩となること、これを期待するところであります。
最後に、城内大臣にお尋ねしたいと思います。
意気込みとともに、日本がグローバルに勝負できる企業、これが、どのようにつくっていくのか、また、我が国のAI戦略の道行きそしてシナリオ等をお伺いしたいと思います。
18渡渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
国産の汎用的な生成AIにつきまして、考え方を御説明したいと思います。
現時点では、今御指摘ございましたように、汎用生成AIは外国製のものが主流でございます。しかしながら、AIが日本人の国民生活ですとか経済社会に密接に関係する、多くの方がそれを使うようになってきますと、やはり正確な日本語ですとか日本の文化ですとか商習慣を正確に捉えて回答できる、そういうAIが必要だと思っておりまして、そのために国産の汎用生成AIというのは重要ではないかというふうに考えております。
しかし、幾つかの課題があるというふうに考えておりまして、一つはまず、研究開発に係る資金ある…
この発言のページ
19
田中良生(自民)
併せてもう一点、AI活用の拡大というのは、生産性向上による経済成長をやはりもたらします。しかし、それのみならず、労働力不足ですとか高齢化といった社会課題の解決にも資する、これがやはり意義ある部分であろうかと思います。国内においても、AIのエコシステムを活性化して、AI大国日本としての地位、これを何としても確立していくことが必要だろうと思います。
そのためには、やはりルール作りが重要でありますし、また、その過程で培われる技術ですとかルール、この双方が国際標準作りにも貢献し得るものと考えます。
また同時に、やはりそのためには、優秀なAIの人材の育成、確保…
この発言のページ
20渡渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
人材の育成、確保につきましてお答え申し上げます。
この問題は、大変本質的な問題だというふうに考えております。AIの人材につきましては、基礎的な研究をする方も必要であれば、また、実践的にそれを導入していくような人材、いろいろな、多様な人材が必要だというふうに考えております。
これに対して、政府としましては、例えば、大学で優れた人材を育てるようなプログラムですとか、あるいは大学院、博士課程の人材に対する支援をするプログラム、そういったものの取組を進めてきております。
また、今般のAI法案でも、法案の第十四条でございますけれども、AI関連技術の基礎研究か…
この発言のページ
- (上の発言)
21
田中良生(自民)
ありがとうございます。
総論に始まって、AI法案をめぐる論点ですとか我が国の対応方針について概観をさせていただきました。
本法案は、やはり、急速に発展するAI技術を我が国の経済の飛躍につなげていくと同時に、そのリスクに備える初の包括的な枠組みになるものと考えております。
本法案は、罰則なき推進法として、柔軟性と機動性を備えるものであります。状況の変化に応じた迅速な対応が可能になるものと考えます。
政府が主導するイノベーション支援策と業界の自主的なガバナンスによって、やはり日本はAIを作れる国、そして使える国、こういうものを構築して、国際的な存在感を高めていくことが何よりも重要であろうと思います。そして、日本の取組を世界のAIガバナンスにおけるモデルケースとしていく。我が国が掲げる、人間中心かつリスクベースのアプローチ、これは国際社会においても重要な示唆を提供するものと考えるところであります。実際、G7を始めとする場においても、日本発の原則ですとかガイドラインが打ち出されました。それぞれが各国の議論に影響を与えているということでもあります。
本法案に基づいて構築される制度や知見を今後グローバルなルールメイキングにつなげていかなくてはならないと思います。我が国が主導する形で、このAI法を国際ルールのモデルとして位置づけていくこと、将来の世界的なAI社会の発展に資する、こうした信念の下に、本法案がその歴史的な一歩となること、これを期待するところであります。
最後に、城内大臣にお尋ねしたいと思います。
意気込みとともに、日本がグローバルに勝負できる企業、これが、どのようにつくっていくのか、また、我が国のAI戦略の道行きそしてシナリオ等をお伺いしたいと思います。
22
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
お答えいたします。
いわゆる第三次AIブーム以降、米国や英国、イギリスですね、中国を始め、世界各国におきましてAIに関する民間投資が増加傾向にありまして、やはりビッグテックなどの大変資本力の大きな企業がAI開発をリードしている、先導している状況にあります。
そうした中、大規模な計算資源とデータを用いた大規模言語モデル、LLMの開発のような取組は、やはりそうした資本力の大きな企業が引き続き競争力を有していることは事実であります。他方で、近年は、小規模なモデルでも高性能AIが実現されるなど、我が国でも多くの企業にチャンスが訪れていると考えております。
…
この発言のページ
23
田中良生(自民)
AIを作れる国、使える国、そしてAI大国日本を目指して、城内大臣のリーダーシップを御期待申し上げて、質問を終わります。
ありがとうございました。
この発言のページ
24
大岡敏孝(自民)
次に、橋本慧悟君。
この発言のページ