山川仁 (れいわ新選組)

2025年3月19日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 90 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 104 発言)

れいわ新選組の山川仁です。

まず、NHK予算の削減について何点か指摘をしたいと思います。

そもそも、予算削減についてのNHKの考え方については、経営的観点、そして公共放送であり国民目線で見たときの両方からかけ離れているのではないかと思っております。

三年間で四百億円の削減、その後たった一年で更に約五百億円も削減するという事業計画は実効性に乏しく、仮に実現できたとしても、そのあおりは視聴者たる国民に影響を及ぼすことは目に見えています。

現に、この数年間でBSチャンネルやラジオ局を削減し、逆に国民の大多数の人が見ることができないBS4Kや8Kチャンネルへ、現時点での予算投資は本当に国民のための公共放送と言えるのでしょうか。

予算削減により番組制作に必要なリソースが減少し、質の高い番組を作るための時間や人手の不足につながることになりませんか。

また、人手不足の観点から申し上げますと、予算削減に伴い職員の待遇はどうなるでしょうか。当然待遇に跳ね返り、悪くなったという声が現にNHK職員より私のところにも聞こえているところです。

今後、新採用や若年層といった働く立場を重点に考えたときに、仮に新年度も継続的に組合からベアに関する要求があった場合は前向きに行う意向はあるのかなど、経営と予算の両輪をこの事業計画と今回の質疑では十分な答弁はいただけませんでした。

そして、地域放送への影響についてです。NHK地方局は独自に地域に密着した情報提供をし、地域のニュース、文化、イベント、災害情報など地元に特化した内容を放送しておりますが、予算削減により地域の声や文化を削減することは視聴者・国民をないがしろにした行為ではないでしょうか。

次に、総務大臣意見についてです。この十年間、毎年同じ意見を受けているのにもかかわらず、視聴者や国民に対する説明責任をNHKは果たしておりません。

先ほど質疑を行いましたが、放送センター建て替えに関しても費用や必要性についての詳細な情報公開は全く不十分であり、そのことが視聴者・国民の信頼を損ねる要因となっているのではないでしょうか。

以上のことから、NHKには真の意味で国民に寄り添った公共放送局としての在り方をしっかりと頑張ってほしいという意味を込めて、議題となりましたNHK予算については反対といたします。よろしくお願いいたします。

以上です。

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