村上誠一郎 (自由民主党)総務大臣

2025年3月11日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 95 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 140 発言)

向山委員御指摘のように、近年の経済社会構造の変化に伴いまして、インターネット取引が増加しまして、EC事業等が拡大することにより、法人の事業活動に対する地方税の課税の在り方について様々な論点があることは承知しております。ただ、私も長らく自民党の税制の副会長をやってきたんですけれども、この問題はなかなか論理的に分析すると難しい問題がありまして、私のような浅学非才な者にとってはまだまだよく分からない点があります。

同様に、インターネット銀行の伸長等により、あるべき税収帰属との乖離が指摘されているのは委員のおっしゃるとおりです。道府県民税の利子割につきましては、令和七年度与党税制改正大綱において、税収帰属の適正化のための抜本的な方策を検討し、令和八年度税制改正において結論を得るとされているところであります。総務省としましては、地方税制の在り方に関する検討会を開催して、検討を開始したところであります。

複数の自治体にまたがって事業活動を行う法人については、いわゆる分割基準によって自治体間の課税権を調整して、一部を国税に入れたわけであります。しかし、法人の事業所がない自治体にまで課税権を認めることができるのかについてはいろいろ議論が分かれております。

総務省としましては、拡大しつつある自治体間の税収の偏在や財政力格差の状況について、まずはしっかりとその原因、課題の分析を進めて、税源の偏在性が小さく税収が安定的な地方税体系の構築に取り組んでまいりたいと、今一生懸命考えているところであります。

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