お答え申し上げます。
IDA二十次増資における成果を分かりやすく説明するという観点から、私の方からは、個々のプロジェクトベースでのお話をさせていただいた方がよろしいかなと思ってございまして、今回はパキスタンの事例を一つ紹介させていただきたいと思ってございます。
パキスタンは、全体でいいますと直近でIDA第四位の受益国でございますので、極めてパキスタンにとってIDAは重要ということでございます。
その上でですが、二〇二二年夏にパキスタンは国土の三分の一が水没するという大洪水に見舞われました。IDAは、ここにおきまして、洪水により被害を受けた住居を、単に水害だけではなく地震等の様々な災害に対して強靱性かつ安全性を有する住宅として再建することを、これは現在進行中でございますが、支援しているところでございます。
その成果ということでございますけれども、IDAの支援で再建中又は今後再建予定の住宅数は四十万戸に上りまして、百四十万人の住民、世銀の計算によりますと、うち半数が女性ではないかということですが、が恩恵を受ける見込みとなってございます。
また、この案件と連携する形で、世界銀行東京事務所に設置された東京防災ハブやこれを運営する日本の信託基金を活用いたしまして、日本の、ビルド・バック・ベター、この考え方を生かす形で、環境に優しく、気候災害に強い学校再建を同じ地域で行っているところでございます。こうしたことにより、日本の防災の知見と経験を生かした、日本の顔が見える支援、こういうものをパキスタンにおいて行えているというふうに考えてございます。
今後とも、こうした日本の優先課題に合致し、日本の知見を生かした有意義な事例を幅広く展開できるよう、IDAとよく連携し、また、IDAを活用していきたい、そういうふうに考えているところでございます。
38櫻櫻井周(立憲)
植田総裁、ありがとうございました。
総裁への質問はここまでですので、退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。
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井林辰憲(自民)
植田総裁、御退席ください。
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40櫻櫻井周(立憲)
続きまして、今回、法案のメインのテーマになっております、IDA、国際開発協会への増資についてお尋ねをいたします。
三年前のIDA20では、各国、どのようなプロジェクトに支援をして、どのような成果が上がっているのか、局長からでよいので御説明をよろしくお願いいたします。
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- (上の発言)
41土土谷晃浩財務省国際局長
お答え申し上げます。
IDA二十次増資における成果を分かりやすく説明するという観点から、私の方からは、個々のプロジェクトベースでのお話をさせていただいた方がよろしいかなと思ってございまして、今回はパキスタンの事例を一つ紹介させていただきたいと思ってございます。
パキスタンは、全体でいいますと直近でIDA第四位の受益国でございますので、極めてパキスタンにとってIDAは重要ということでございます。
その上でですが、二〇二二年夏にパキスタンは国土の三分の一が水没するという大洪水に見舞われました。IDAは、ここにおきまして、洪水により被害を受けた住居を、単に水害だけではなく地震等の様々な災害に対して強靱性かつ安全性を有する住宅として再建することを、これは現在進行中でございますが、支援しているところでございます。
その成果ということでございますけれども、IDAの支援で再建中又は今後再建予定の住宅数は四十万戸に上りまして、百四十万人の住民、世銀の計算によりますと、うち半数が女性ではないかということですが、が恩恵を受ける見込みとなってございます。
また、この案件と連携する形で、世界銀行東京事務所に設置された東京防災ハブやこれを運営する日本の信託基金を活用いたしまして、日本の、ビルド・バック・ベター、この考え方を生かす形で、環境に優しく、気候災害に強い学校再建を同じ地域で行っているところでございます。こうしたことにより、日本の防災の知見と経験を生かした、日本の顔が見える支援、こういうものをパキスタンにおいて行えているというふうに考えてございます。
今後とも、こうした日本の優先課題に合致し、日本の知見を生かした有意義な事例を幅広く展開できるよう、IDAとよく連携し、また、IDAを活用していきたい、そういうふうに考えているところでございます。
42櫻櫻井周(立憲)
分かりやすい説明をありがとうございます。
まさに災害が起きたときに学校施設が日本においては避難所になるわけなんですが、こうした考え方、よりしっかりとしたものを、災害に耐え得るものをということで、日本のODAでもそうした考え方でやってきたところ、過去には、災害が起きたときに、ほかの建物は結構崩れちゃったけれども、日本の援助でできた学校の建物はしっかり残っていた、そこが避難所として大変役に立ったというような話、もちろん、教育施設としても役に立っているわけなんですけれども、プラスアルファの効果もあったというような話を私も聞いたことがございます。パキスタンにお…
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加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
御指摘のように、バイと比べるとマルチの援助というのはなかなか日本の顔が見えにくいというところは確かにあるんだろうと思います。
その上で、IDA増資においては、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進、自然災害に対する強靱性の強化、質の高いインフラ投資の推進といった、バイの支援でも日本が進めておりますそうした施策を提起することによって日本との結びつけをしっかりとしていく、そしてまた、今申し上げた課題をIDAの重点政策等に位置づけてきているところであります。
大臣級会合である世銀・IMF合同開発委員会や支援対象国の代表者の出席するIDA増資会合においても、…
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44櫻櫻井周(立憲)
ちょっと、通告した質問を一つ飛ばして、次の質問に移らせていただきます。
今回のIDA増資への貢献比率ですけれども、前回に比べて、IDA20に比べて低下しておりますけれども、これは何で低下してしまったんでしょうか。資料三にはその推移をつけておりますけれども、これについて御説明をお願いいたします。
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