福田徹 (国民民主党)

2025年3月14日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 48 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 78 発言)

国民民主党、福田徹です。

福岡資麿大臣の所信表明について質疑させていただきます。

私は、現役世代の負担を抑えながら世界一の日本の医療を守る、そのために政治の舞台に参りました。救急医としてのキャリアを通して、人の命を守るのは薬やメスだけではない、政治が多くの人の命と健康を守れると確信しております。そして、今この激変する我が国の環境の中で、正しい医療の方向性、これを進めていくためにまず必要なことは、国民、政治、医療業界、皆が同じ正しい医療のビジョン、これを共有していること、とても大切だと思っています。

これだけ変化している人口構造、経済環境の中で、医療を受ける人も医療を提供する人も、これまでどおりでいい、そうは思っていないと思うんですね。本当はみんな分かっていると思います。これからも大切な医療を受け続けるためには、本当は大切でない医療を安く受け続けることはできないし、大切な医療を提供できない医療機関が今後存続していくこと、これは難しいと思うんですよね。

目の前にある様々な課題に対して、場当たり的に、いろいろな人の顔色を見ながら、あるべき方向と違う政策をちりばめる、もうこういうのはやめなければいけないと思っております。皆で同じビジョンに向かって、同じ方向に向かって進む、そして、その方向というのは、私は、価値の大きい医療とそうでない医療、これを科学的な根拠に基づいてしっかりと見分けて、価値の大きい医療に集中投資する、この方向だと信じています。

そして、三月七日の福岡大臣の所信表明、私、すばらしかったと思います。例えば、二〇四〇年を目指した新しい地域医療構想として、病院や診療所という箱をどうするべきか、大臣は考えていらっしゃいます。そして、医師の偏在対策として、その箱の中にいるべき医師がどうあるべきか、それもしっかり考えられています。そして、創薬、医薬品安定供給の部分で、医師が使う薬をどう確保するか、これもしっかり考えていらっしゃる。この大臣のストーリーの中で医療において必要なものをしっかり網羅されていて、全て達成されればすばらしい医療制度がつくられる、そう感じさせていただきました。

今日、私の質疑では、その大臣の思いを実現させるために必要な議論をさせてください。所信表明の中にあった、推進する、取組を進める、検討を進める、この言葉の具体的な中身を議論させていただいて、実現するための力とならせていただけたらなと思っております。

まず、二〇四〇年を目指した新しい地域医療構想についてお聞きします。

令和六年九月六日、第八回新たな地域医療構想等に関する検討会資料には、医療機関の連携、再編、集約化が書かれています。同じく九月三十日、第九回会議資料には、必要に応じて構想区域を拡大と書かれています。つまり、今よりも広い区域で医療機関を集約化させる、私は正しいと思います。

私は、人口が減り、患者も減り、働き手も減る二〇四〇年に、今ある全ての医療機関が役割を果たすことは難しいと思うんですね。必要な医療機関に資源を集中させる、これは必要だと思います。ただ、国民からは、我が町から病院がなくなる、遠くなる、医療経営者からは、うちの病院がなくなる、やはり反対意見も出ると思います。実現するためには、それを乗り越えるリーダーシップが必要です。

大臣にお聞きします。

このビジョンについて、どのように国民、医療経営者に説明し、同意を得ていきますでしょうか。教えてください。

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