近藤駿介アドバイザリー・ボード会員/東海大学国際原子力研究所所長

2025年5月15日・第217回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 60 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 93 発言)

お答えいたします。

おっしゃるとおり、北海道からそういう提案が出たことはそのとおりでございますが、何をどう変えたいかということが余りよく分からないんですね。手を挙げていただくことには負担が多過ぎるので国がというのも、それもよく分からないんですが、五十なり十なりの候補地を指名してくれれば事が進みやすくなる、そういう御提案の内容と理解するんですが、じゃ、その十か所はどうやって決めるんだというところが一番の肝でして、ほとんど、私どもは今の科学的特性マップで二百ぐらい決めているような位置づけになるわけですけれども、これを絞っていくと様々な利害関係が生じてまいりますから、このプロセスは、やはり国際社会の常識として、廃棄物の処分場は、コンセント・ベースド・アプローチといって、同意した方、調査してくれてもいいよと言ってくれた方の場所を調べるのが最も合理的で民主的な手続だということが、二〇〇〇年初めから大体世界常識になってきているんですね。

それにのっとって現在の法律もできているわけですが、そこを変えてトップダウンでやるとなると、これも、ドイツはそれをやろうとしているんですけれども、今、二百から五十まで絞って、これは最後はどうやって決めるんだと、なかなか答えを持っていないんですね。様々な民主的手続を使って決めるとおっしゃっていますけれども、私にはとても先が見えない。

そういうこともあって、このプロセスは、御提案はいただいて検討するのは大事だけれども、なかなかすぐに答えが出てくるものではないと私は思っております。済みません。

以上です。

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