2025年5月14日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 200 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 223 発言)

今大臣がおっしゃった中で、ふさわしいのかどうなのかという話がありました。

そういう意味で、英国はふさわしいということで迎え入れることになりましたけれども、入りたいという意思表明をしている中に例えば中国があります。この中国をTPPに迎え入れるべきかどうなのか、これはある意味では今後の日本の経済外交において最大のテーマになると私は思っているんです。

実は、こういう、私は民主党政権時代からずっとTPPの旗振り役をやってきておりまして、ただし、TPPをどう位置づけていたか、正直言いますと、中国が中心となっている上海協力機構、あれを、ユーラシア大陸のかなりの部分を、ロシアとかインドとかイランとか入っていますので、陸の帝国、ランドパワーと位置づけ、一方で、TPP加盟国は、自由な投資・貿易、ルールを重んじる海の帝国、シーパワーということで、実は私自身が分断的な考えを持っていたんです。中国に対抗する意味での、昔、世界史で同盟とか協商という言い方がありましたけれども、協商という位置づけで、同盟ではないんだけれども、経済的な同盟という位置づけで、TPPをシーパワーとして捉えて、また、中国に協力するランドパワーに対抗する、こういう位置づけであるべきだと私は思っていた時期があるんです。

ただ、今、こうやって米国の不確実性が増す、そして日本企業も米国に必ずしも頼らなくてもいいマーケット開拓をしたい、進出したいというときに、私は中国を迎え入れることも一つの選択肢になるのではないかと思い始めるようになったんですね。

ただ、じゃ、中国が、TPPで一番大事なのはルールですよね、これを守れる国なのか。今すぐかどうかは別にして、ただ、アメリカも日本も、それからG7含めて異口同音に言っているのは、中国に対して、責任ある大国として国際社会の中で責任ある行動を果たしてもらいたい、こう言っているわけで、そういう意味で、ある種、TPPを一つの踏み絵と言うとなんですけれども、試金石として中国も迎え入れるということを、私も決め切れていないので、正直言って、リスクも大きいですから。ただ、検討してもいいのではないかというふうに思っています。

その際に、一つ思うのは、既存のTPP11、これに英国を加えるかどうかというのはありますけれども、そこを国連で言うところの常任理事国のようにしまして、ある意味では、既存のルールを作った人たちで、今後もTPPの在り方はそのメンバーで決めていくということで、ある意味、新たに加入させるところは、J2と言うとなんですけれども、意思決定には関わらせないというような形で迎え入れるということは検討してもいいのではないかと思っていますけれども、大臣、いかがでしょうか。

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