お答え申し上げます。
二〇〇七年の改正に際しましては、センターの改革を協議するために設置された賢人会議というものがございまして、その賢人会議の報告書において、義務的拠出金の分担率は、二〇〇三年当時のGDP比率が日本六・四対ASEAN一であったことを参考に、七対一を下回らない範囲で変更すべき、このような提言がございました。このことを踏まえまして、日本とASEANの間で調整した結果、最終的に七対一に改正することに二〇〇七年当時になったということがございます。
今回の改正に際しましては、ASEAN側と鋭意協議を行った結果、二〇二〇年時点の国連通常予算分担率が日本四・三対ASEAN一であったことを参考にしつつ、日本四対ASEAN一に改定することに合意したものでございます。
83竹竹内千春(立憲)
ありがとうございます。
WTOの紛争解決手続について、先ほどからも質疑がされていますけれども、二審制の上訴審に当たる上級委員会、ここを、アメリカの任命拒否があって今機能していないという話の中でありますが、その中で、WTOは自由貿易体制の維持にどんな役割を果たせるとお考えか。
それとまた同時に、日本政府は、令和五年、上川外務大臣の国会答弁でも、ルールに基づく自由で開かれた多角的貿易体制は我が国の存立基盤であるから、WTOはその礎として、WTO改革に取り組むというふうにおっしゃっているんですが、WTOの将来像について、大臣はどのようなビジョン、見解を持っ…
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岩屋毅(自民)外務大臣
WTOは今様々な課題を抱えていることは、委員御指摘のとおりだと思います。
しかし、自由でルールに基づく貿易体制というのは、我が国にとっても、あるいは世界にとっても必要不可欠なものだと思いますし、その基盤といいますか土台といいますか、それを提供してきたのがWTOだと思います。
したがって、百六十六の国・地域が参加し、世界貿易の七四%以上がまだこの土台の上で行われているわけでございますから、引き続いて重要なインフラだというふうに考えております。したがって、様々な課題について、我々もその解決にしっかり貢献をして、自由貿易体制の土台としてのWTOというものを…
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85竹竹内千春(立憲)
ありがとうございます。
続いて、もう一つ、ASEANの方に移らせていただきたいと思いますが、このセンターの義務的拠出金の分担率というのが、二〇〇七年協定改正時及び今回の改正時にどのような基準で算出をされたのか、教えてください。
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- (上の発言)
86宮宮本新吾外務省アジア大洋州局南部アジア部長
お答え申し上げます。
二〇〇七年の改正に際しましては、センターの改革を協議するために設置された賢人会議というものがございまして、その賢人会議の報告書において、義務的拠出金の分担率は、二〇〇三年当時のGDP比率が日本六・四対ASEAN一であったことを参考に、七対一を下回らない範囲で変更すべき、このような提言がございました。このことを踏まえまして、日本とASEANの間で調整した結果、最終的に七対一に改正することに二〇〇七年当時になったということがございます。
今回の改正に際しましては、ASEAN側と鋭意協議を行った結果、二〇二〇年時点の国連通常予算分担率が日本四・三対ASEAN一であったことを参考にしつつ、日本四対ASEAN一に改定することに合意したものでございます。
87竹竹内千春(立憲)
ありがとうございます。
ASEAN貿易投資観光促進センター設立の第二次改正についてですが、二〇二五年三月現在、ASEAN構成国十か国のうち、本改正の受諾国はフィリピンとラオスの二か国にとどまっていると理解しています。本改正による義務的拠出金の分担率を段階的に二〇二七年から開始するためには、この受諾していない八か国にこれからどのような働きかけを行っていこうと考えていらっしゃるか、お聞かせください。
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88宮宮本新吾外務省アジア大洋州局南部アジア部長
お答え申し上げます。
この改正は、各国の代表からの賛同を得まして、昨年の六月の理事会において採択されてございます。その際に、併せて採択されました理事会決定におきまして、各加盟国は、二〇二六年度までに改正を発効させるために必要な手続を完了するよう、あらゆる努力を払うことが奨励されております。
この改正は、我が国を含むセンター設立協定の全ての加盟国の受諾が発効要件となっておりますので、我が国として率先して受諾をすることで、ほかの加盟国の受諾も促すことができると考えております。
また、各国の早期の受諾を促すべく、政府としては関係国とも話をしております。先…
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89竹竹内千春(立憲)
先ほど武正議員の方からも、今回の改正で、義務的拠出金の分担率の改正が、これから理事会の決定のみで発効されていくと。となると、負担を低減される改定のみならず、これを増加させる、そういう改定についても国会承認手続が要らなくなるということ。
それに対し、政府の方から、予算の範囲内であるのでというようなお話があったと思うんですけれども、たとえ予算の範囲内であったとしても、負担率、負担の分担率が変わるというところに関しても国会の関心事項にはなるんじゃないかなというふうに思うんですが、その点も踏まえまして、改めて、国会への説明責任についてどのようにお考えか、大臣の…
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