先日は陸上自衛隊の総火演もありまして、私も十一年ぶりに実地で見ました。大変感銘を受けました。
十一年前、私が防大一年生のときに見たときには、最後のクライマックスでは富士山の形に砲弾を着弾させていたわけであります。それ自体はすばらしい技術だとは思います。ただ、一緒に見ていた防大の同期と話していたときには、これは何なんだろうか、大変すばらしいかもしれないけれども、花火大会のようだった、そういうような感想を抱いたわけですけれども、先日十一年ぶりに見た総火演はそれとは全く違う様相でありました。いろいろ具体的な指摘はあるかもしれないですけれども、シナリオをしっかり練って、ドローンであるだとか、そういった新しい脅威というところも、島嶼防衛というところも含めてしっかりシナリオが組まれていた。
私は、この十一年間の変遷を見たときには、国の守りというのは、火薬の量だとか装備品のすばらしさとか、そういうものだけで決まるものではないということを改めて感じました。いろいろな国民があれを見てどのように感じたかは分かりません。ただ、戦の本質というのは知恵であって、防衛力も無尽蔵にあるわけではないです。火薬も無尽蔵にあるわけではないです。どのように効果的にそれを投射していくのか、使用していくのか、こういったところが国の守りをいかに固めていくかというところでは極めて重要だ。
そういう意味で、総火演を十一年ぶりに見まして、知的基盤の強化といいますか、どのような事態を想定していくのか、どのような備えをしていくのかということが大事だと思いましたけれども、大臣は、この総火演の話もしましたけれども、こういった点についてはいかがでしょうか。
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遠藤敬(維新)
お疲れさまでございました。池畑浩太朗君の質疑は終了いたしました。
次に、橋本幹彦君。
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橋本幹彦(国民)
国民民主党の橋本幹彦でございます。
私が当選してから七か月たちまして、この間、臨時国会と通常国会でこれで都合十回目です。中谷大臣と討議させていただくことになりました。
この間、いろいろなことが進みました。自衛官の処遇改善も歴史的な第一歩を踏み出すことができたというところで、石破総理と中谷大臣のリーダーシップには感謝申し上げますし、私もその審議にいささかなりとも携われたことを本当にうれしく思っております。
一方で、本質的な議論はなかなか進まなかったところが残念なところでもあります。
つい先日は、六月七日から八日にかけては、中国の空母「遼寧」が日本の…
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中谷元(自民)防衛大臣
橋本委員におかれましては、自衛隊出身ということで、この委員会等でも自らの経験や考えに基づいて積極的に発言をし、そして議員活動もされているということで、敬意を表したいと思っております。
特に自衛隊の本質的な在り方についても質問いただいておりまして、こちらとしても真摯に考える機会を得ているわけでございます。
これまでの成果といたしまして、私も防衛大臣を三回させていただいておりますけれども、最近は国民の理解、納得、共感も非常に高くなっておりまして、自衛隊も相当高度な行動訓練もできるようになりました。
そういう点におきましては、議会を通じて安全保障について…
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- (上の発言)
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橋本幹彦(国民)
先日は陸上自衛隊の総火演もありまして、私も十一年ぶりに実地で見ました。大変感銘を受けました。
十一年前、私が防大一年生のときに見たときには、最後のクライマックスでは富士山の形に砲弾を着弾させていたわけであります。それ自体はすばらしい技術だとは思います。ただ、一緒に見ていた防大の同期と話していたときには、これは何なんだろうか、大変すばらしいかもしれないけれども、花火大会のようだった、そういうような感想を抱いたわけですけれども、先日十一年ぶりに見た総火演はそれとは全く違う様相でありました。いろいろ具体的な指摘はあるかもしれないですけれども、シナリオをしっかり練って、ドローンであるだとか、そういった新しい脅威というところも、島嶼防衛というところも含めてしっかりシナリオが組まれていた。
私は、この十一年間の変遷を見たときには、国の守りというのは、火薬の量だとか装備品のすばらしさとか、そういうものだけで決まるものではないということを改めて感じました。いろいろな国民があれを見てどのように感じたかは分かりません。ただ、戦の本質というのは知恵であって、防衛力も無尽蔵にあるわけではないです。火薬も無尽蔵にあるわけではないです。どのように効果的にそれを投射していくのか、使用していくのか、こういったところが国の守りをいかに固めていくかというところでは極めて重要だ。
そういう意味で、総火演を十一年ぶりに見まして、知的基盤の強化といいますか、どのような事態を想定していくのか、どのような備えをしていくのかということが大事だと思いましたけれども、大臣は、この総火演の話もしましたけれども、こういった点についてはいかがでしょうか。
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中谷元(自民)防衛大臣
橋本委員が十一年ぶりに見た総火演の印象をお話しいただきましたけれども、私も同様にせんだって参加しまして、非常に大きく変わったなと。どういう点が変わったかというと、昔は一般の希望される国民の方々が非常に大きなスペースで見学されていたんですけれども、今回は、学生とか自衛官とか教育中の隊員がほぼ前列に座って一番よく見ていましたし、その割合もほとんど教育を重視した演習内容になっておりました。
そういう意味では、ショーアップしていくという段階から、より隊員さんのための演習、教育の本質に立ち戻った演習がされるようになったというのが私の実感でございまして、今後とも、…
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橋本幹彦(国民)
ありがとうございます。
この委員会で何度か防衛大学校の話をさせていただきました。防大の改革、さきの卒業生も大変いろいろな思いがあって改革をなさったということを大臣はおっしゃいました。私もそれを踏まえて改めていろいろと話を聞くわけですけれども、確かに改革を頑張ったという努力はあったかもしれません。ただ、それが本当に、この今の複雑な安全保障環境で、存在ではなくて行動していく自衛隊を目指していくときに、果たして本質的な教育の改革だったのだろうかというと、私はそうではないのではないかと思います。
私が防大生のとき、学校長は国分良成学校長でございました。そのと…
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中谷元(自民)防衛大臣
防衛大学校の教育等につきましては、現在も模索をされて改革をされている最中でございますが、私も橋本委員と同じように、本質とは何かということで、見栄えとか表面ではなくて、本質的に幹部自衛官として何を学んでどういう素養を身につけるかという点におきましては、常に現状を見ながら変えていくところは変えていくべきだ。
特に、最近聞いているのは、学生から意見を十分聞いて、学生の主体的な自治、運用に努めているということでございまして、そういう点では、自己研さんがし得るような体制に変わりつつあるのではないかと思っております。
四年間の授業においても、内容的には一般教養と…
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