石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2024年12月20日・第216回国会 参議院 本会議 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 44 発言)

木村英子議員の御質問にお答えをいたします。

災害時における福祉支援の強化についてお尋ねを頂戴いたしました。

災害時における福祉サービスの充実は、被災者の生活環境の向上、災害関連死の防止のために極めて重要であると、このように考えております。

現在も、障害者の方々などが災害時に滞在できる福祉避難所の設置や、災害派遣福祉チーム、DWATの避難所への派遣につきまして、必要な費用を国庫が負担するなど、災害時の福祉支援に取り組んでいるところでございますが、被災者の方々の中には在宅や車中泊で生活を送られている方々もおられますことから、こうした方々に対しましても十分な支援を行っていく必要がございます。

現在、政府におきましては、災害時における福祉支援の充実を図るため、DWATの活動範囲を拡大し、在宅や車中泊の被災者の方々への支援も行うこと、災害救助法を改正し、救助活動に福祉の観点を盛り込み、国庫負担の対象とすることについて検討を進めているところでございます。高齢者や障害者を始めといたします要配慮者への支援が着実に行われますよう、早期に結論を得てまいります。

生活保護についてのお尋ねを頂戴をいたしました。

現行の生活扶助基準につきましては、令和四年の審議会での検証結果を反映することを基本としつつ、社会経済情勢などを総合的に勘案し、今年度までの臨時特例的な対応として、お一人当たり月額千円を加算いたしますとともに、従前の額から減額しないようにしております。

令和七年度以降の生活扶助基準につきましては、社会経済情勢などの動向を踏まえ、必要な対応を行えるよう、引き続き来年度予算の編成過程におきまして関係省庁において検討し、結論を得てまいります。

消費税の廃止についてのお尋ねをいただきました。

消費税につきましては、急速な高齢化などに伴い社会保障給付費が大きく増大する中におきまして、全世代型社会保障制度を支える重要な財源と位置付けられておりますことから、政府としてその引下げを行うことや廃止することは適当ではないと考えております。

以上でございます。(拍手)

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