自由民主党、西田英範でございます。
本日は、先週に続きまして、デジ行法及び個情法改正についての審議を行わさせていただきます。
まず、個人情報保護法について、私から質問させていただきます。
今回の法改正は、この熾烈を極めるAI開発競争におきまして、我が国がその主導権を握り得るラストチャンスであるという今、スタートアップも含めてAI開発に必要なデータを取得しやすい環境を構築するための改正でございます。
また、そのAI主権、またソブリンAIという観点で考えたいと思いますけれども、個人情報保護法として規制緩和になるという懸念もありますけれども、AI開発において、非民主主義国を含めて他国にAIを主導されるということ自体が、データ主権を奪われてしまうという意味におきまして我が国国民の権利利益を害することになり得るわけであります。むしろ、信頼性のある自由なデータ流通、データ・フリー・フロー・ウイズ・トラストですね、DFFTとともに、信頼できるAIの開発等を主導することを目指すことによって、結果として我が国の個人データを安全に運用できる世界観を構築していくことが肝要であります。
医療関連データにつきましては、現在、次世代医療基盤法が運用されておりますけれども、本制度では国が認定した利用者に限って利用されて、手続やルールなどハードルは高くて、例えば小規模な研究室であるとかスタートアップなどには利用しづらく、イノベーションの裾野は広がりにくい面があります。また、AI開発に当たっては、その目的に応じて必要なデータセットというものがあります。そういった意味では、次世代医療基盤法は、認定事業者においてデータが一元的に管理されるものになります。
それに対して、今回の個情法改正では、AI開発者がデータ保有者に対して直接オーダーメードでデータセットを依頼することによって、これによって、AI開発は大きな加速化につながり得るものと考えております。
本改正において、具体的に、これまでの法制では収集できなかった情報が、データが収集できるようになって、例えば命を守ることにつながる分野を含めてどのようにAI開発が進むのか、ユースケースも含めまして松本大臣に御教授をいただきたいと思います。
2
松下新平(自民)
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案外一案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房デジタル行財政改革会議事務局審議官山澄克君外三名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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3
松下新平(自民)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。
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4
松下新平(自民)
情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案及び個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案の両案を一括して議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
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- (上の発言)
5西西田英範(自民)
自由民主党、西田英範でございます。
本日は、先週に続きまして、デジ行法及び個情法改正についての審議を行わさせていただきます。
まず、個人情報保護法について、私から質問させていただきます。
今回の法改正は、この熾烈を極めるAI開発競争におきまして、我が国がその主導権を握り得るラストチャンスであるという今、スタートアップも含めてAI開発に必要なデータを取得しやすい環境を構築するための改正でございます。
また、そのAI主権、またソブリンAIという観点で考えたいと思いますけれども、個人情報保護法として規制緩和になるという懸念もありますけれども、AI開発において、非民主主義国を含めて他国にAIを主導されるということ自体が、データ主権を奪われてしまうという意味におきまして我が国国民の権利利益を害することになり得るわけであります。むしろ、信頼性のある自由なデータ流通、データ・フリー・フロー・ウイズ・トラストですね、DFFTとともに、信頼できるAIの開発等を主導することを目指すことによって、結果として我が国の個人データを安全に運用できる世界観を構築していくことが肝要であります。
医療関連データにつきましては、現在、次世代医療基盤法が運用されておりますけれども、本制度では国が認定した利用者に限って利用されて、手続やルールなどハードルは高くて、例えば小規模な研究室であるとかスタートアップなどには利用しづらく、イノベーションの裾野は広がりにくい面があります。また、AI開発に当たっては、その目的に応じて必要なデータセットというものがあります。そういった意味では、次世代医療基盤法は、認定事業者においてデータが一元的に管理されるものになります。
それに対して、今回の個情法改正では、AI開発者がデータ保有者に対して直接オーダーメードでデータセットを依頼することによって、これによって、AI開発は大きな加速化につながり得るものと考えております。
本改正において、具体的に、これまでの法制では収集できなかった情報が、データが収集できるようになって、例えば命を守ることにつながる分野を含めてどのようにAI開発が進むのか、ユースケースも含めまして松本大臣に御教授をいただきたいと思います。
6
松本尚(自民)デジタル大臣・内閣府特命担当大臣(サイバー安全保障)
御教授というほどのあれではないんですけれども。
今回の特例においては、AI開発に照らして必要とされるデータを、次世代医療基盤法であれば認定作成事業者に渡すということで進められるんですけれども、それを介在せずに様々な有用なデータを直接医療機関から、例えば医療でいけば、円滑にデータの提供をすることができるということになります。
実は、次世代医療基盤法の中で持っているデータの量と、それからそうではない量というのは物すごく差が実はありまして、そうなりますと、次世代医療基盤法で使えるデータよりもはるかに多くのデータを今回の改正で特例法でできるということにもなる…
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7西西田英範(自民)
ありがとうございます。そういったAI開発に向けた必要な制度改正であると考えております。
その上で、規制の枠組みとしてどう考えていくかを議論したいと思います。
AI開発のためという目的でもって、本人同意なしで要配慮個人情報の第三者提供を認めるということへの不安の声は多くいただいているところであります。もし要配慮個人情報を一度不適正に流出してしまえば当事者の法益は大きく損なわれるものでありますので、慎重な制度設計が必要であることは言うまでもございません。
一方で、本人同意有無と個人情報の安全確保というのは必ずしも比例するわけではないわけでありまして、本…
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8佐佐脇紀代志個人情報保護委員会事務局長
お答え申し上げます。
今委員からるる御紹介がありましたとおり、今回の法律案におきましては、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護するという法律の目的を踏まえまして、委託先に対する規制、規律など、侵害リスクの近年の大きな変化に対応するための新たな規律を導入しましたし、それから、適正なデータ利活用を促進するための同意規制の見直しを行うとともに、規律遵守の実効性を確保するための様々な措置を講じてございます。
このうち、同意規制の一つとして統計作成等の特例を導入することとしているわけでございますが、御承知のとおり、現行法では第三者提供を行いますと…
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