黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授

2026年6月19日・第221回国会 参議院 デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 123 発言)

ありがとうございます。多分、そんなに差は付かぬやろうなと個人的には思っています。

これ、根本的に何が理由かというと、AIの開発において、ベースラインであるベース技術をつくる部分と、その応用をつくる部分とはっきりと分かれているからです、プレーヤーが。AI開発におけるベース部分については、国際競争からすると日本は少し立ち遅れていることは事実です。ですけれども、そのベース部分を、じゃ、今から同じようにつくる必要、国家的な予算を掛けてあるのかという議論が別途あるんだと思います。

幾つかの国に、この間、厚生労働省の依頼があって聞いて回ったんですけれども、各国、考え方としては、国内でもうベースをつくるという考え方はしてございません。基本的には、応用の部分をどうやってつくって自分たちが特許、権利を確保していくかという議論をしているわけです。

応用という視点で考えると、まだこれからですし、日本は、それこそ診療報酬制度にがちっと守られて、非常に質の高いデータを持っている国ですので、そのデータを正しく使うことさえできれば十分競争力は出てくるでしょうし、実際、私ども京都大学が作っている、会社が作っているものでも既に海外から引き合いがあるという状況でございますから、そういうふうにはもう簡単になっていくのだろうというふうに思います。

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