大変参考になる御意見、ありがとうございます。
大前提ですけれども、黒田参考人は、その医療情報の利活用のまさに第一人者として、極めて前向きなお立場、そもそも利活用には前向きなお立場だというふうに思います。
その中にあって、現状、なかなかその数が増えていかない、特に医療情報については、いうことになりますと、今おっしゃったような、民間の認定事業者がしっかりとワークする仕組みをつくっていくこと、あるいは、ちょっと時間掛かるかもしれませんが、ヘルス・データ・アクセス・ボディーのような公の仕組みをつくっていくのかということがこれから必要になってこようかと思いますが、それが整うまでには一定のタイムラグが当然ながら生じてしまうと。
その期間のうちに、日本の企業なんかが国際競争力を場合によっては失っていくかもしれないというのが恐らく産業界の懸念だというふうに思いますが、まずその可能性があるのかどうか、つまりこの期間に、タイムラグの間に国際競争力が落ちてしまう可能性があるのかどうか、それはどのぐらい致命的なことなのか、たとえそうだとしても、今、統計特例のような形で急ぐべきではないと、こういうお立場でしょうか。
61黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
ありがとうございます。
お恥ずかしい話、私たちの力不足なのかもしれませんが、基本的には、制度に対する理解を求めるためにいろんな病院を順番に回って歩くということをずっと今もしています。
それをさせていただいて常に言われるのは、我々にとって不利益はないのですか、利益はあるのですかと、必ずこのお答えが返ってきます。で、残念ながら、私ども、一度やっちゃっていますので、そうすると、その話をしなければいけなくなります。そうすると、そういった可能性については担保しておいていただく必要がある、もうこれは正直にお話しするしかないわけです。そうすると、そのレピュテーショ…
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62
新実彰平(維新)
となりますと、具体的には、医療機関がある程度、これまたネガティブなのかもしれませんが、強制力を持って情報を出していただくのか、あるいは出すことにポジティブなインセンティブを付けるのかと、この辺りが必要になるということでしょうか。
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63黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
ありがとうございます。
今ちょうど内閣府の検討会でそのお話はしているところですので、軽々に私個人の意見を申し上げるような場面ではないと思いますが、議論としてはその二者であろうという議論が行われていて、議事録見ていただければ分かるとおり、保険診療によって取られているデータについては、基本的に強制的に出すのが筋であろうという議論におおよそ議論がまとまりつつあるのかなというふうに思っています。
そうなってくると、義務で出していらっしゃるわけですから、その後について責任を問われるということはあり得ないだろうという議論になるのかなと、ここから先は制度設計の問題…
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- (上の発言)
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新実彰平(維新)
大変参考になる御意見、ありがとうございます。
大前提ですけれども、黒田参考人は、その医療情報の利活用のまさに第一人者として、極めて前向きなお立場、そもそも利活用には前向きなお立場だというふうに思います。
その中にあって、現状、なかなかその数が増えていかない、特に医療情報については、いうことになりますと、今おっしゃったような、民間の認定事業者がしっかりとワークする仕組みをつくっていくこと、あるいは、ちょっと時間掛かるかもしれませんが、ヘルス・データ・アクセス・ボディーのような公の仕組みをつくっていくのかということがこれから必要になってこようかと思いますが、それが整うまでには一定のタイムラグが当然ながら生じてしまうと。
その期間のうちに、日本の企業なんかが国際競争力を場合によっては失っていくかもしれないというのが恐らく産業界の懸念だというふうに思いますが、まずその可能性があるのかどうか、つまりこの期間に、タイムラグの間に国際競争力が落ちてしまう可能性があるのかどうか、それはどのぐらい致命的なことなのか、たとえそうだとしても、今、統計特例のような形で急ぐべきではないと、こういうお立場でしょうか。
65黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
ありがとうございます。多分、そんなに差は付かぬやろうなと個人的には思っています。
これ、根本的に何が理由かというと、AIの開発において、ベースラインであるベース技術をつくる部分と、その応用をつくる部分とはっきりと分かれているからです、プレーヤーが。AI開発におけるベース部分については、国際競争からすると日本は少し立ち遅れていることは事実です。ですけれども、そのベース部分を、じゃ、今から同じようにつくる必要、国家的な予算を掛けてあるのかという議論が別途あるんだと思います。
幾つかの国に、この間、厚生労働省の依頼があって聞いて回ったんですけれども、各国、…
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新実彰平(維新)
つまり、チャットGPTやGeminiやミュトスに今から日本が張り合うということではなくて、分野特化型の、しかも目的特化型のAIで勝負するということを考えれば、多少のタイムラグは気にせず、安全性、安心を優先すべきではないかと、そういうお立場ということですね。
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67黒黒田知宏京都大学医学部附属病院医療情報企画部教授
おっしゃるとおりでございます。
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