ありがとうございました。
少しここで話を変えたいと思います。
日本外交の原点とも言える歴史について触れさせていただきます。
私の地元は、富山ではございますけれども、北陸でございます。福井県の敦賀港におけるポーランド孤児、そしてユダヤ人難民六千人を受け入れたという命のビザのお話は、皆さんも御存じかと思います。第二次世界大戦中に人間としての良心に従ってユダヤ人六千人を受け入れた杉原千畝さん。かつて日本は国家よりも人々の命を優先したという判断を行った歴史を持っています。人の命と尊厳に向き合う日本の姿を世界に示したものだと私は考えています。
この歴史を美談だとしてこれから語るのか、それとも、現在起きている中東情勢について、現在の外交判断に、この美談を美談とせずに、実効性のあるものとして生かしていくのか。さらに、イランの情勢において、政府との関係を維持しつつ、イラン国民への関係、国民の側に対する関与を、これから、じゃ、どのようにして関与を強めていって、今いろんなところでデモが起きています。助けてくれとトランプさんに言っている、そういうイラン市民も多くいます。どう国民と関わっていくのか、イラン国民と関わっていくのか、日本の姿勢を示すべきだと思っているんですけれども、いかがでしょうか。
50三三宅浩史外務省大臣官房審議官
我が国は、イランを含む全ての国において自由、民主主義、人権及び法の支配を含む普遍的価値及び原則が尊重されるべきと考えております。そういった観点から、イランとは様々な問題につき平素からやり取りを行っております。
他方、外交上のやり取りの詳細については、お答えを差し控えさせていただきます。
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51庭庭田幸恵(国民)
答えを差し控えるというような言葉が返ってきてしまいましたけれども、更にお伺いしたいと思います。これももしかしたら答えを差し控えるということになるのかもしれませんけれども、あえて聞かせていただきます。
日本政府は、イラン政府とイランの国民を今現在では分けて対応しているのか、お答えください。
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52
茂木敏充(自民)外務大臣
質問の意味を必ずしも正しく捉えているのかどうか分かりませんが、私も、二月二十八日の事件発生以来、イランのアラグチ外相とは五回にわたって話をさせていただいております。そこの中でイランの国内の状況についても聞いていると。
これ、別に政府がどうということではなくて、イランの国内の状況ですから国民にも関わる問題というのもあるわけでありまして、決して日本として、イラン政府、それからイラン国民、これを分けて考えているということではないと、このように考えておりますし、また、イラン国民のためにODAによります人道支援であったりとか復旧支援、人材育成などを通じた様々な支…
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- (上の発言)
53庭庭田幸恵(国民)
ありがとうございました。
少しここで話を変えたいと思います。
日本外交の原点とも言える歴史について触れさせていただきます。
私の地元は、富山ではございますけれども、北陸でございます。福井県の敦賀港におけるポーランド孤児、そしてユダヤ人難民六千人を受け入れたという命のビザのお話は、皆さんも御存じかと思います。第二次世界大戦中に人間としての良心に従ってユダヤ人六千人を受け入れた杉原千畝さん。かつて日本は国家よりも人々の命を優先したという判断を行った歴史を持っています。人の命と尊厳に向き合う日本の姿を世界に示したものだと私は考えています。
この歴史を美談だとしてこれから語るのか、それとも、現在起きている中東情勢について、現在の外交判断に、この美談を美談とせずに、実効性のあるものとして生かしていくのか。さらに、イランの情勢において、政府との関係を維持しつつ、イラン国民への関係、国民の側に対する関与を、これから、じゃ、どのようにして関与を強めていって、今いろんなところでデモが起きています。助けてくれとトランプさんに言っている、そういうイラン市民も多くいます。どう国民と関わっていくのか、イラン国民と関わっていくのか、日本の姿勢を示すべきだと思っているんですけれども、いかがでしょうか。
54
茂木敏充(自民)外務大臣
通告は受けていないんですけど、一応答えさせていただきたいと思うんですが。
まず、杉原千畝氏につきまして、私もリトアニアで実際に彼が執務をしていた部屋も視察をさせていただきました。ああいった状況において一人の領事の判断として人間を救うと、非常に勇気のある行為をされたと、こんなふうに私は思っておりますし、また、これは、リトアニア政府においても、リトアニア国民からも非常に高く評価をされ、史料館として非常に大切に保管されている、こういった姿を見たところでありまして、それは、日本外交の一つの姿であると、こんなふうに考えているところであります。
それから、イラン…
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55庭庭田幸恵(国民)
ありがとうございます。
更に一点だけ確認させてください。
イラン社会には多様な声が存在しています。その一つとして、いわゆる王子ですけれども、レザー・パフラヴィー氏のように、市民の自由と尊厳を訴える発言をされている方も、発信をされている方もいらっしゃいます。特定の立場を支持するかどうかということではなく、多様な声と対話をする外交を持つべきではないかと私自身は個人的に考えているんですけれども、大臣、このレザー・パフラヴィー氏ともし面会をするというような、接触をするというようなチャンスがあった場合は、会ってお話をされるのでしょうか。お答えいただけないでしょ…
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56
茂木敏充(自民)外務大臣
ちょっと、仮定の質問にはお答えしにくいんですが、当然、それぞれの国の状況をつかむために、イランに限らず様々な関係者と接点を持つ、これは、情報収集をする、また政策立案をしていく上で極めて重要なことであると、こんなふうに考えております。
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