首都圏に対する影響というのは、一つは、富士山の火山灰がもし降り積もるようなことがあれば非常に大きな影響を受けます。
第一的には、程度によりますが、交通網は多分断絶するということになります。
それから、電源ですね、電力が途絶する可能性があります。一つは、火山灰が、碍子や何か、変電所あるいは電柱の碍子に降り積もることによって、それが雨が降って湿ると導電性が生じます。そのためにショートが起こって、あちこちで多発的に停電が起こるということがあります。それから、首都圏の場合に湾岸地域にたくさんの火力発電所がありますが、火力発電所は空気を取り込みながら燃料を燃すという作業をやっておりまして、空気中に火山灰がありますと取り込み口のフィルターがすぐに詰まってしまって、発生電力が次第に低下して、最終的にはブラックアウトという可能性も十分にあります。
ですから、交通をどう復旧するか、あるいは電力をどう復旧するかというのが一番基本的なところでありますが、火山灰が降り積もったときには、もし宝永並みのことが起こるとすると、我々が住んでいる地域に五億立方メーターの火山灰があって、それを取り除かないと今と同じような生活ができなくなる。
五億立方メーターの火山灰を取り除くのにどのくらい時間が掛かるかというと、これはなかなか難しい問題でありまして、東日本大震災のときの津波瓦れきが五千万立方メーターだ。それが、かなりの部分は家屋が津波によって破砕されたものでしたから焼却処分ができたんですが、それでも三年近く掛かっているわけですね。
それから考えると、物すごくいろんなことが起こると思いますので、復旧に対しての手法そのものを大分前から、平時のときから、どこに仮置場をつくり、どう搬出するのかということも含めて計画を作る必要があります。
そういう非常に大きなリスクを抱えているということを、首都圏ではあり得るということを申し上げたいと思います。
40小小原隆治早稲田大学政治経済学術院教授
繰り返しになりますけれども、地方自治法の名称変更を規定した第三条第二項と、それと憲法九十五条と、さらにそれを支えている九十二条は一体ということでございまして、やはりその原則に沿ってやるべきであるというのが一つでございます。
加えて、先ほど第六条の都道府県の合併問題について申し上げましたけれども、第六条の二を作って、それで、都道府県の議決に基づいて、申請に基づいて定めるというやり方はあるということでありますけれども、その場合に、やっぱり一つポイントというのは、じゃ、第六条の二はどうできたかというと、当たり前ですけど、国法ですので国会でお定めになったという…
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41司司隆史(公明)
ありがとうございます。
改めて、真っ当な進め方、真っ当な議論、これを尽くしていくべきがこの副首都法案のあるべき姿であると、拙速であるというふうに感じました。
今日は誠にありがとうございました。
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岡崎太(維新)
日本維新の会の岡崎太でございます。
藤井先生、そして小原先生におかれましては、本日は、貴重なお話をいただいて、本当にありがとうございます。
先ほどから、こそく、こそくということで相当辛辣な感じで始まってしまってはいるんですが、まず、藤井先生の方にお聞きしたいというように思います。
我が国においては、首都東京に、政治、行政、司法、それから経済に関する機能のうち、もう中枢的なものが全てここに集まっているというのはもう皆さん御存じのことかと思います。かねてから、この一極集中に関しては、これでいいのかというような弊害も含めて議論、指摘はされておりますけれど…
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- (上の発言)
43藤藤井敏嗣東京大学名誉教授/山梨県富士山科学研究所所長
首都圏に対する影響というのは、一つは、富士山の火山灰がもし降り積もるようなことがあれば非常に大きな影響を受けます。
第一的には、程度によりますが、交通網は多分断絶するということになります。
それから、電源ですね、電力が途絶する可能性があります。一つは、火山灰が、碍子や何か、変電所あるいは電柱の碍子に降り積もることによって、それが雨が降って湿ると導電性が生じます。そのためにショートが起こって、あちこちで多発的に停電が起こるということがあります。それから、首都圏の場合に湾岸地域にたくさんの火力発電所がありますが、火力発電所は空気を取り込みながら燃料を燃すという作業をやっておりまして、空気中に火山灰がありますと取り込み口のフィルターがすぐに詰まってしまって、発生電力が次第に低下して、最終的にはブラックアウトという可能性も十分にあります。
ですから、交通をどう復旧するか、あるいは電力をどう復旧するかというのが一番基本的なところでありますが、火山灰が降り積もったときには、もし宝永並みのことが起こるとすると、我々が住んでいる地域に五億立方メーターの火山灰があって、それを取り除かないと今と同じような生活ができなくなる。
五億立方メーターの火山灰を取り除くのにどのくらい時間が掛かるかというと、これはなかなか難しい問題でありまして、東日本大震災のときの津波瓦れきが五千万立方メーターだ。それが、かなりの部分は家屋が津波によって破砕されたものでしたから焼却処分ができたんですが、それでも三年近く掛かっているわけですね。
それから考えると、物すごくいろんなことが起こると思いますので、復旧に対しての手法そのものを大分前から、平時のときから、どこに仮置場をつくり、どう搬出するのかということも含めて計画を作る必要があります。
そういう非常に大きなリスクを抱えているということを、首都圏ではあり得るということを申し上げたいと思います。
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岡崎太(維新)
ありがとうございます。
ちょっと今のお話聞いていて、宝永の噴火というものをモデルにしているというようなお話であったんですけれども、ちょっと気になったのが、本当にこれ今気になったんですけど、今これ二週間という話があったんですが、火山活動ってもっと長く噴火が続くような機会ってあると思うんですけれども、例えば富士山において一か月近くそういう状態が続くとか、そういったのというのは考えられるのかどうか、可能性があるのかどうか、もし御意見あれば伺いたいと思います。
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45藤藤井敏嗣東京大学名誉教授/山梨県富士山科学研究所所長
火山噴火がどの程度継続するかというのは、これは事前にはとても予測が付きません。
宝永噴火の場合には十六日間噴火が続きましたけれども、場合によると、それが一日で全ての量を出してしまうということもありますし、例えば、皆さん御存じだと思いますが、イタリアのポンペイの町が火山灰に埋もれました。あの七九年の噴火のときには富士山の宝永噴火の五倍ぐらいの量の火山灰が出ていますけれども、それは二十四時間でほとんどが出尽くしたわけですね。
だから、そういうふうに短い期間で同じぐらいの量が出ることもあれば、例えば、先ほどハワイのキラウエアの例を申し上げましたが、あれほど…
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岡崎太(維新)
災害、昨日も南海トラフの話、さんざんあったんですけど、やっぱりあるということを想定をして正しく恐れないと、この災害というのを怖がっているだけではうまくいかないというのがあります。
今回のこの国家中枢機能継続性確保施策及び副首都の整備に係る施策の推進に係る法律案でも、あくまで東京に被災が起こったときにこれどういうふうにバックアップをしていくかという部分がまずきっかけになって、そこから始まっているというのと、一部意見あったんですけど、それじゃ、真っ更なところにつくればいいじゃないかと。過去に、民主党さん時代、日本に副首都をつくろうという話はこれありました。…
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