神谷宗幣 (参政党)

2026年7月22日・第221回国会 参議院 沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 222 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 273 発言)

いつ起こるか分からない震災に備えるというような言葉ありましたけれども、今日もずっと審議の中で出ていますけど、南海トラフ地震もいつ起こるか分からないですよね。そこの被害を大きく受けるかもしれないエリアは絶対外すべきだと。だって、いつ起こるか分からないんですから。どっちが先に来るか分からないんだから、これはやるべきですし、それから、東京一極集中と言いますけど、東京だけじゃないんですよ。大阪にも名古屋にも相当集中していますよ。

私の生まれ故郷の福井県、相当過疎ですから。日本には、大阪よりも、名古屋よりも、仙台よりも、もっともっと大変なエリアがあります。そういったところにもしっかり国の機能を分散させる。しかも、そのエリア、もう少子化ですから、すごい勢いで人減っていますから、そういったところを先に手当てするのが我々国会議員の仕事ではないかと思うのに、今回は大都市が対象になっているというのも非常に議論が足りないんじゃないかというふうに思っています。

六番、先に聞きたいんですけれども、震災のことで思い出すんですが、元々、維新の会つくられたの、橋下徹さん旗振りでつくられましたよね。橋下さんって、私、吹田の市議会議員ですからよく覚えているんですけど、自民党と公明党に推されて知事になられたはずなんですよ。それが、大阪府庁の移転をしたいと言い出したわけですよ。そしたら、大阪府の自民党と公明党が止めたわけですよ。だって、大阪府庁は非常に地盤の固いところにあるから。上町台地の、大阪城の近く、昔、本願寺があったところですよ。だから、戦国時代からずっと高台にある。低いところに持っていったら津波とかで大変だと、だからベイエリアに府庁を持っていくのはよくないと。さすがにそこは大阪府の自民党の方も公明党の方も良識を持って反対されたわけですよ。そしたら、松井一郎さんたちが、自民党を割って、橋下さん担いで維新つくろうという流れになったんですね。

私もそのとき、飲み会の場でしたけれども、そういう話を聞いていて、それはちょっと違うんじゃないのと思ったわけですよ。だって、やっぱり府庁とか安全なところへ置いておかないといけませんから。

でも、その後どういう議論になったかというと、やっぱり府庁をベイエリアに持っていく理屈をつくらないといけないものだから、関西州をつくろうと。関西州をつくると、ちょうど二府四県。皆さん、円で描いてください。円を描くと、ちょうど大阪湾が真ん中になるんですよ。だから、関西州をつくって、その中心を大阪に持ってきて大阪都をつくるんだと、そして関西州をまとめようと、だから大阪都構想なんだという話だったわけですよ。でも、それだけじゃあれなんで、身を切る改革もやろうかというふうな議論を皆さんがしゃべっていたのを私よく覚えています。

ただ、私はその議論は納得がいかなかったので、やっぱり府庁の移転もおかしいと思ったし、身を切る改革も余り私は賛同できなかったので、私は、お声掛けいただいたこともありましたけれども、いや、維新の会には入りませんということでお断りしたということを今思い出すんですね。

だから、何か皆さん口実を付けるけれども、よくよく論理立てて考えると、それはあくまで口実であって、実が伴っていないわけですよ。今回の、まさに災害のために副首都をつくる、それは分かると。でも、そこのエリアに、南海トラフで甚大な被害を被るかもしれない大阪が候補地として名のりを上げるというのはおかしいと思うんですよね、筋が通っていないから。これは、何か昔と同じようなことを繰り返しているような気がするんです。

だから、これ、副首都法案じゃなくて、それこそ大阪とか名古屋とか、それなりの経済の力があるところに更に発展をさせるための経済特区法案とかという名前ならば、何となくふむと思うわけですね。けれども、首都の代替機能をつくるというんだったら、絶対にこれ南海トラフの被災地域に当たるところは外すべきだと思うんですけど、なぜこれかたくなに外さないのか、なぜ大阪とか名古屋が入っているのか、その点について改めてお聞かせください。

前後のやりとり

218の発言を見る

226の発言を見る

顔写真の出典(Wikimedia Commons、4件)