橋本憲次郎総務省大臣官房審議官

2026年5月22日・第221回国会 参議院 沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 115 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 126 発言)

お答え申し上げます。

今御指摘いただきました中で、まず海外で普及していない理由についてでございますが、地方債を含めまして、有価証券をデジタル証券の方式により発行する仕組みについては、海外では法的枠組みがまだ整備途上にある、また、デジタル証券の発行に用いられるブロックチェーンのプラットフォームがいまだ開発中の段階にある、デジタル証券は多くの投資家にとって新しく、まだなじみがないといった状況にあるものと承知しております。こうしたことから、議員御指摘のとおり、デジタル証券方式による地方債の発行については、現時点においては実績が限られているものと認識しているところでございます。

次に、東京都のような大きな自治体が先行することについてでございますが、総務省といたしましては、地方債の安定発行の観点から、各自治体における資金調達先の多様化は重要であると考えているところでございまして、これまでも共同発行市場公募地方債の仕組みの創設などの取組を行ってきたところでございます。

今般創設するデジタル証券方式による地方債の発行の仕組みにつきましても、各自治体における資金調達先の多様化に寄与するものと考えているところでございます。

なお、今般創設する仕組みにつきましては、当初は一部の自治体における取組にとどまるのではないかと考えておりますが、そのことをもって地方債市場に新たな問題が生じるということは想定していないところでございます。

総務省といたしましては、幅広い自治体における検討に資するよう、先駆的な自治体の取組状況を把握し、適切な情報提供に努めるほか、社債における活用状況の把握など、必要な研究を行ってまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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