お答え申し上げます。
原子力発電所の廃炉等に伴って生じます廃棄物のうち、放射線が極めて少なく、人体への影響が無視できるようなレベルのものにつきましては、原子炉等規制法に基づくクリアランス制度により再利用を行うことが可能となってございます。一方で、クリアランス制度を活用していくに当たっては、やはりその同制度について国民の理解を得ていくことがまずは重要だというふうに考えてございます。
このため、まずは国の実証事業や電力業界内での利用等を通じて再利用実績を積み上げつつ、制度の社会的定着に取り組んできているところでございます。具体的には、これまでクリアランス認定を受けた金属の累計量、こちら、約四千トンと理解をしております。また、直近年間でクリアランス認定を受けた金属の量、約三百トンから五百トンぐらいだというふうに考えているところでございまして、その一部につきまして、委員御指摘のとおり、グレーチングやベンチ、サイクルスタンド等への再利用を進めてきたところでございます。令和八年二月の時点の数字でございますけれども、二十七都道府県で約六千八百六十個の再利用を実施しているところでございます。
また、昨年度におきましては、国の実証事業におきまして、クリアランス金属を鉄筋に加工して、福井県内の公共工事で利用させていただいたところでございます。今後は、電炉メーカー等の協力も得ながら、より需要規模の大きい建材等での再利用促進に取り組んでいく方針でございます。
いずれにしましても、引き続き、クリアランス制度の社会定着、早期フリーリリースの実現に向け、着実に取組を、具体的な取組を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
31山山中伸介原子力規制委員会委員長
お答えいたします。
汚染水を浄化する、浄化処理をする過程で、御指摘をいただいたスラリー並びに使用済吸着材などの水処理二次廃棄物が生じます。これらの廃棄物はHICと呼ばれるポリエチレン製の保管容器等に収納されておりまして、屋外の一時保管施設等で現在保管されているところでございます。
これらの廃棄物は、汚染水処理を継続する限り一定程度発生するものでございます。本年四月時点での保管状況につきましては、保管容量四千七百六十八基に対しまして、HICの貯蔵量が四千五百八十基でございまして、約九六%に達していると承知しております。
現在、東京電力においては、将来…
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鬼木誠(立憲)
もう時間がなくなりましたので、最後、要請にとどめたいと思いますけれども、スラリーについても、それから吸着材についても、それからデブリについてもそうですよね、瓦れきもそうです、最終処分が決まらないと、もうあそこにそこを置き続けるしかないと。これはスペースの問題からいって限界が必ずやってくると、そのように思っています。その問題意識は恐らく共通だろうというふうに思いますので、最終処分の在り方も含めまして、しっかりと規制委員会としても点検していただきながら東電の指導をいただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わらさせていただきたいと思います。
ありがとう…
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33郡郡山りょう(立憲)
立憲民主・無所属の郡山りょうでございます。本日はよろしくお願い申し上げたいと思います。
今回、また違ったアプローチでの質問になるかなと思っております。要は、原子力と都市鉱山に関わる質問になります。廃炉金属の資源活用政策に関して、原子力規制庁、資源エネルギー庁、経産省、そして環境省の皆様にお伺いしたいと思っております。
まず最初が、クリアランス制度の現状と課題についてお伺いしたいと思います。
クリアランス制度なんですが、私も議員になって初めて知った制度なんですが、原子力発電所の運転、廃炉の過程で発生する廃材のうち、放射能濃度が極めて低く、人の健康への…
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- (上の発言)
34佐佐々木雅人経済産業省大臣官房エネルギー・地域政策統括調整官
お答え申し上げます。
原子力発電所の廃炉等に伴って生じます廃棄物のうち、放射線が極めて少なく、人体への影響が無視できるようなレベルのものにつきましては、原子炉等規制法に基づくクリアランス制度により再利用を行うことが可能となってございます。一方で、クリアランス制度を活用していくに当たっては、やはりその同制度について国民の理解を得ていくことがまずは重要だというふうに考えてございます。
このため、まずは国の実証事業や電力業界内での利用等を通じて再利用実績を積み上げつつ、制度の社会的定着に取り組んできているところでございます。具体的には、これまでクリアランス認定を受けた金属の累計量、こちら、約四千トンと理解をしております。また、直近年間でクリアランス認定を受けた金属の量、約三百トンから五百トンぐらいだというふうに考えているところでございまして、その一部につきまして、委員御指摘のとおり、グレーチングやベンチ、サイクルスタンド等への再利用を進めてきたところでございます。令和八年二月の時点の数字でございますけれども、二十七都道府県で約六千八百六十個の再利用を実施しているところでございます。
また、昨年度におきましては、国の実証事業におきまして、クリアランス金属を鉄筋に加工して、福井県内の公共工事で利用させていただいたところでございます。今後は、電炉メーカー等の協力も得ながら、より需要規模の大きい建材等での再利用促進に取り組んでいく方針でございます。
いずれにしましても、引き続き、クリアランス制度の社会定着、早期フリーリリースの実現に向け、着実に取組を、具体的な取組を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
35郡郡山りょう(立憲)
ありがとうございます。
年間結構な量は出ているということで、後ほど質問するんですが、今後廃炉を予定しているものとかというのは、やっぱり敷地内も広いですし、例えば、炉だけじゃなくて、遠いところにある配電盤とか、そういったところの基板には物すごい都市鉱山が眠っているということもございますので、そこで進めていくためには、先ほど一般市民や産業界の理解を広げるという話があったんですが、では、具体的に業界内の再利用からフリーリリースに移行するための何か仕組みづくり、仕組みについてお考えがあれば教えていただきたいと思います。お願いいたします。
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36佐佐々木雅人経済産業省大臣官房エネルギー・地域政策統括調整官
今委員からも御指摘ありましたけれども、やはりクリアランス制度、これを社会に定着させていくことにつきましては、クリアランス物、我々クリアランスを取ったものをそう称しておるんですけれども、この安全性につきまして社会の理解を得ていくことがまずもって必要だというふうに考えてございます。先ほども申し上げましたような国の実証事業や電力業界内の利用等を通じて再利用実績を積み上げていくことは、まさにその理解を得ていく取組の一環と御理解を賜れればと思います。
再利用製品の官公庁内での利用はもちろんのこと、地域の御理解、御協力の下、再利用製品の公共の場への設置等も進めてき…
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37郡郡山りょう(立憲)
済みません、ちなみに、例えば、理解がまだまだこれからなんだという中で、実は安全なんだけど、まだ、何というんですかね、世に出していない、そういった再利用できるものって、実際どこかに眠っているとかってありますかね。どれぐらい、答えれる範囲でいいので、お願いいたします。
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