宮家邦彦キヤノングローバル戦略研究所理事・特別顧問

2026年3月24日・第221回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 183 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

御指摘のとおりだと思います。

トランプさんが民主主義を言わなくなって久しいんですけれども、私はトランプさんの現象が全てアメリカをこれからずっと形作っていくとは思っていません。トランプさんみたいな人がアメリカに出てくるのは、これ歴史上何度もあることですから驚いてはいけないんですが、同時に、トランプさんのような人がずっと続いているわけでもないと。つまり、アメリカの社会の強靱性というものも、若干期待値が高いかもしれませんが、思っております。

その上で、先ほどおっしゃった大国同士のプレーヤーの国際協調がそうでもなくなってきたというのは、そのとおりでございます。私は今どう考えているかというと、トランプさんが、もしあの人に戦略があってですよ、あったらどう考えているかというと、自由貿易をやって国際主義でやったらば、結局アメリカの製造業は空洞化しちゃったよねと、それで中国がみんな作れるようになっちゃったんだよねと。これじゃ困るので、もし中国との長期的な競争に勝ち抜くことを考えたらば、まずは国内の製造業をしっかり再興して、その上で西半球を、自分たちの裏庭ですから、固めると、その上で長期戦に耐えようとしているのではないかと。これが本当の、本当かどうか分かりませんが、もしトランプさんに戦略があるとしたら、そう考えているのではないかなというふうに思っております。

前後のやりとり

179の発言を見る

187の発言を見る