お答えいたします。
ただいま委員から御指摘のありました約六百六十万人という数字は、恐らく年一回から三回まで高額療養費制度を利用する方の数、つまり、四回以上ですと多数回該当で金額が下がりますので、そこに至らない方という意味でおっしゃったというふうに思います。
この数字は、令和五年という一時点の利用者数を推計した言わばマクロ的な数字の資料でございまして、制度改正によってお一人お一人の負担がどのように変化するかミクロベースで整理したものではございません。
影響の受ける方、例えば自己負担が増える方というものであれば、今御指摘の点の年一回から三回高額療養費制度を利用する方の中に、今回新たに設けます年間上限の対象となる方、また年収二百万円未満の方でこれ負担額が今度下がる方も含まれております。また、施行を予定している令和八年八月の段階で既に多数回該当である方は、八月以降の高額療養費の利用が一回から三回だとしても多数回該当は継続し、負担が変わらない方がいらっしゃいますので、これを差し引く必要があるところですけれども、統計上の制約から正確にお答えをすることが難しいことを御理解賜ればと思います。
その上で、あと、年間上限の該当者につきましては、約五十万人と見込んでおります。年収二百万未満で多数回該当者などになって負担が下がる方につきましては、約三十万人と見込んでおります。
また、多数回該当に該当するがために負担が変わらない方は約百六十万人と見込んでいるところでございます。
75山山内佳菜子(立憲)
こんにちは。立憲民主・無所属の山内佳菜子です。
まず、高額療養費についてお伺いいたします。
数字を確認させてください。今回の見直しで、月額上限の最大の自己負担引上げ額について確認させてください。
この発言のページ
76間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
今回の高額療養費制度の見直しは、二段階に分けて実施することとしております。まず、令和八年八月からは、低所得者の負担に配慮しつつ、一人当たりの医療費の伸びに応じて月額負担上限額を見直すとともに、令和九年八月からは、応能負担という観点に基づき、所得区分をよりきめ細かいものとするため、現在の限度額から著しく増加することがないよう配慮しつつ、所得区分の細分化を行うこととしております。
現在の所得区分は、例えば年収約三百七十万円から約七百七十万円の方が同じ区分に入っておりますが、令和九年八月からはこれが三区分に分かれることになります。
具…
この発言のページ
77山山内佳菜子(立憲)
専門委員会での意見も踏まえて御検討もいただいたということについては、一定の評価をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
続けて、数字の確認をさせていただきます。
今回の見直しにおいて六百六十万人が結果的に自己負担が引上げになる可能性があるというようなお話もあります。このことについて確認させてください。
この発言のページ
- (上の発言)
78間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
ただいま委員から御指摘のありました約六百六十万人という数字は、恐らく年一回から三回まで高額療養費制度を利用する方の数、つまり、四回以上ですと多数回該当で金額が下がりますので、そこに至らない方という意味でおっしゃったというふうに思います。
この数字は、令和五年という一時点の利用者数を推計した言わばマクロ的な数字の資料でございまして、制度改正によってお一人お一人の負担がどのように変化するかミクロベースで整理したものではございません。
影響の受ける方、例えば自己負担が増える方というものであれば、今御指摘の点の年一回から三回高額療養費制度を利用する方の中に、今回新たに設けます年間上限の対象となる方、また年収二百万円未満の方でこれ負担額が今度下がる方も含まれております。また、施行を予定している令和八年八月の段階で既に多数回該当である方は、八月以降の高額療養費の利用が一回から三回だとしても多数回該当は継続し、負担が変わらない方がいらっしゃいますので、これを差し引く必要があるところですけれども、統計上の制約から正確にお答えをすることが難しいことを御理解賜ればと思います。
その上で、あと、年間上限の該当者につきましては、約五十万人と見込んでおります。年収二百万未満で多数回該当者などになって負担が下がる方につきましては、約三十万人と見込んでおります。
また、多数回該当に該当するがために負担が変わらない方は約百六十万人と見込んでいるところでございます。
79山山内佳菜子(立憲)
ありがとうございます。
相当数負担が上がる方もいらっしゃるということを確認させていただきました。また、先ほどの質問では、負担が前回の見直しと比べると半分程度に抑えていただいたけれども、やはり三八%自己負担が上がってしまうという方もいらっしゃる、非常に厳しい状況であるということも確認させていただきました。
続きまして、その結果、医療費がどれだけ抑制をされるのか、抑制額についてお伺いいたします。
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80間間隆一郎厚生労働省保険局長
お答えいたします。
今回の見直しは二段階で実施することとしておりますので、最終的な財政影響はどの程度見込んでいるかという御趣旨のお尋ねという前提でお答えいたします。最終的な財政影響は、給付費ベースで約二千四百五十億円の減と見込んでございます。
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81山山内佳菜子(立憲)
そのうち、例えば自己負担額が上がることで病院に行く回数を減らしてしまう方、又は受ける治療の内容を引き下げるといった受診控えをどれぐらいだと試算されていますか。
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