松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年3月17日・第221回国会 参議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 295 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 385 発言)

このデジタル教科書に関しては、現在検討中であります。

法改正、法案を提出を目指して今検討中ということでありますが、この制度改正につきましては、教科書のデジタルの良さを取り入れて、例えば英語のネーティブ音声を活用して話す、聞く活動など学習効果を高めたり、現在は、これ教材扱いなものですから、二次元コード先の動画等、検定対象とは今なっておりません。これらを検定対象とすることで質の保証を図っていくことが目的となっているところであります。

実際、私も学校現場に行って見てまいりましたけれども、我々の時代だと、英語の先生が、英語の先生が発言をして、じゃ、それに倣う形でみんな一緒に発言をしましょうみたいな、そういう授業を私は中学校時代やっていたわけでありますけれども、今は、デジタル教科書を使うことによって、そこから流れてくる音声を個人が聞いて、実際一人一人がそれを復唱する形で一生懸命勉強してなんていう姿も拝見をさせていただいて、そういう意味では効果があるというものもあると思っております。

国による実証実験では、現行のデジタル教科書をいつも使う児童生徒ほど、授業の内容がよく分かる、主体的、対話的で深い学びができているという回答の割合が高くなっていることが分かっております。

一方で、教師を対象に実施したアンケート結果では、効果的な活用方法についての情報の不足に課題感を持つ教師が一定数存在するため、これまで、複数教科での授業実践や教師向け研修の事例を創出し、その横展開を進めてきたところであります。

また、諸外国の動向といたしまして、韓国や米国の多くの州のように教科書へのデジタル活用を進める国がある一方で、印刷出版物である教科書の購入を補助する仕組みを導入したスウェーデンの例が取り上げられますが、OECDによりますと、同国の施策は生徒の年齢等に応じてデジタルを活用するものと分析をされておりまして、また、デジタル化を推進した二〇一〇年代には国際学力調査の順位は上昇している、そして、義務教育、高校段階でタブレット等の使用を廃止した事実はないと承知をしております。

デジタルを取り入れることによりまして、教科書の内容を子供たちにとってより分かりやすくするため、現場の意見等も踏まえつつ検討を進めてまいりたいと存じます。

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