松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年7月14日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 34 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 117 発言)

今、御紹介といいますか、いただきました返還利率の上昇幅を制限するという仕組みの御提案でありますけれども、返還期間中に利率が上昇し得る利率見直し方式についてのことと存じます。その御提案につきましては、理論的な可能性を否定するものではありません。

一方で、有利子奨学金の返還には利率固定方式と利率見直し方式がありますが、利率見直し方式は、返還期間中に利率が変動するため、将来の返還負担が予見し難い反面、返還開始時の利率が低く設定されるのに対しまして、利率固定方式は、返還終了までの一定利率で返還が可能となるため、将来の返還負担が予見できる反面、返還開始時の利率が高く設定されるという特徴を有しておりまして、この特徴を前提といたしまして利用者にどちらかの返還方式を選択いただいているところであります。このように、借入金に関しましては、一般的に、将来の返還負担の予見可能性と返還利率がトレードオフの関係にありまして、利率固定方式と利率見直し方式の利率もこうした関係の中で設定をされているものであります。

現在の仕組みにおきましても、三%を超える利子は原則国が負担するという上限を設定しているほか、経済的な理由により返還が困難な方には一定期間返還を猶予する制度でありますとか、月々の返還額を減額する制度を御利用いただけることとなっておりまして、まずはこれらの仕組みを十分に活用をしていただくことが重要であります。その上で、文部科学省として、返還負担軽減の方策につきまして不断の見直しを図ってまいりたい、そのように考えております。

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