松本洋平 (自由民主党)文部科学大臣

2026年3月26日・第221回国会 参議院 文教科学委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 119 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 194 発言)

全国どこにいても多様で質の高い学びを提供し、地方の生徒はもとより、誰一人取り残されず、全ての生徒の可能性を最大限引き出すことができるよう、例えば小規模校の特色化、魅力化のための教育条件の改善を含む学校間連携による遠隔授業等の推進などに取り組んでいく必要があると考えております。

また、議員御指摘のように、高校生が自分の育った地域から離れた地方の公立高校へ一定期間留学することも、高校生が多様な学習ニーズに応じた教育を受ける一つの学びの形態である、そのように考えているところであります。

こうした取組も含めまして、各都道府県が地域の実情に応じた高校改革を推進していくため、文科省としても伴走支援に努めてまいりたいと思います。

また、高専のお話がございました。高専は、好きを育み、得意を伸ばす学びへの転換ということで大変高く評価をされているところでありまして、我々といたしましても、この高まる高専卒業生への期待、また高専への期待というものをしっかりと受け止めをいたしまして、高専教育の質と量の両面の強化に積極的に取り組んでいるところであります。

例えば、九州におきましては、半導体産業が集積していることもありまして、半導体企業と連携しての教材作成や専門家講師の派遣、共同研究、インターンシップの実践などに取り組んでいるところでありますし、また、全ての高専に対しまして、教育の質向上のための教員人件費や先端設備整備への支援、成長分野転換コンソーシアムを構築をいたしまして、若手研究者との人的マッチングなどにも取り組んでいるところでもあります。

また、滋賀県や委員御地元の愛知県などにおきまして、複数の自治体で高専設置に向けた準備も進められているところであり、我々としてもその相談に応じているところでもあります。支援上限額も十億円から二十億円に引き上げるなど、こうした支援というものをしております。

工学分野以外の高専につきましては、中学校卒業段階から五年一貫教育を行うことの意義や必要性、社会産業構造の変化や自治体等の設置ニーズなども踏まえつつ、我々といたしましては、高専における教育の在り方を含めまして検討をしてまいりたいと考えております。

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