堺田輝也農林水産省大臣官房技術総括審議官

2026年7月16日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 62 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 204 発言)

お答えいたします。

まず、育種コストにつきましては、これは品目や品種によってかなり差がありますことから、どの程度増加しているかを具体的にお示しすることは難しゅうございますが、一般的に、育種は、研究員や圃場管理職員などの人件費、また圃場や病害虫抵抗性等の検定施設の維持管理費、また肥料、農薬、DNAマーカー等検定試薬などの資材費、こういったものが必要であることに加えまして、品種開発に至るまでに長期間を要するコストの掛かる研究であると認識しております。

加えて、近年では、これまでに改良された形質を維持しつつ、高温耐性や多収性などの新たな形質を付与することが求められております。品種開発自体の難易度が高くなっておりますので、それに伴い、更にコストも増加傾向にあると考えておるところでございます。

また、育種に関わる人員でございますが、育種の専門家を含む研究職員数が過去二十年間で、農研機構では約三〇%、都道府県では約二三%減少していると承知しております。

このような中、公的研究機関の人的リソース、この制約がある中で我が国の品種開発を持続的に支える体制を強化するためには、産官学のそれぞれの強みを生かしながら連携していくことが非常に重要だと考えているところでございます。

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