ありがとうございます。日本維新の会、佐々木りえです。
本日御出席いただきました参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
それを踏まえ、今危機感を持たなければならない、先ほど朝日委員からもございました、急速な気候変動によって、農業の現場で、同じ地域で、これまで同じ品種を作り続けることはなかなか難しくなっていることと、そして、紅プリンセスや古都華といった農研機構や都道府県が情熱と計り知れない時間を掛けて開発した品種がいとも簡単に海外に流出をしてしまっているという、その目の前の脅威だと思います。
また、今までは近隣の都道府県と競い合ってきた、そうした環境から、今後は海外と勝負をしていかなければならない、そのような中で、国内で開発された品種をどのように守っていくか、そうした課題から今回の法案が議論されていると私は認識しております。
まず、全体的なお話としてお三方にお伺いをいたします。
さきの種苗法改正時、昨今の情勢を考えたら、まだまだ日本の品種を守る体制が足りていなかったのではないかと言わざるを得ません。
私は、麦、大豆、そして稲といった主食に関しては、都道府県任せにせず、国や民間が、また最先端技術も取り入れながら、集中的にしっかりと投資を行って、ブランド価値や、プラス多収という世界で勝負できる強い種を研究開発すべきと考えています。
都道府県で地域に密着した品種を開発しても、国内市場は縮小しているからこそ、やはり攻めの農業と世界の胃袋をこの日本ががっつりと国家戦略として開発にしっかりと取り組んでいくというアプローチについて、三人の御参考人の皆様、御意見を伺いたいと思います。ちょっと時間がございませんので、一分程度ぐらいでまとめていただければ助かります。
まず、栗原参考人、お願いいたします。
47
高橋光男(公明)
貴重な御意見だというふうに思います。
農水省の説明では、そうしたことが起きたとしても直ちに当然権利侵害等に当たらないというお話ではあるんですが、生産とか更に販売とか、そこまで行ってしまうとそれは明確にやはり違反となると、育成者権等に侵害になるというようなお話も聞いているところで、そうしたことをしっかり明確にしていく必要があるのかなと思います。
今の点も含めて、印鑰参考人にはその点も含めてお答えいただいても結構ですので、様々ちょっとお伺いしたいんですけれども、先ほどのイタリアの在来種保護法の事例とかゲノム編集、AI育種偏重への御懸念、そうしたものについ…
この発言のページ
48印印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長
ありがとうございます。
かなりいっぱいあって難しいんですけれども、まず、その萎縮効果のことについて一言申し上げたいんですけれども、実は日本はゲノム編集食品をスーパーで売っている唯一の国なんですよね。ほかの国じゃ、まだスーパーなんかで売っていませんので。
トマトが栽培が開始されたときに、栽培はこれ熊本県で始まったんですけれども、元の品種を作っていた北海道の農家が、この品種を諦めてしまった、栽培を放棄してしまったということを伺っています。というのは、トマトの種ってそんな飛ばないよって言っているんだけれども、実際にはこれは千二百キロ以上飛ぶんだって言ってい…
この発言のページ
49
高橋光男(公明)
ありがとうございます。
それぞれ本当に現場と専門的見地から貴重な御意見をいただいたというふうに思っております。
あさってにはまた法案審議がある中でありまして、しっかりと、そうした今日いただいたような様々な具体的な、例えば費用支援であったり、現場の萎縮の防止であったりとか、抜け穴のない制度の運用であったり、こうしたものをしっかりと議論して、今回の法改正が本当に意義あるものにしていくために取り組ませていただきたいというふうに思います。
本日は誠にありがとうございました。以上で終わります。
この発言のページ
- (上の発言)
50
佐々木りえ(維新)
ありがとうございます。日本維新の会、佐々木りえです。
本日御出席いただきました参考人の皆様、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。
それを踏まえ、今危機感を持たなければならない、先ほど朝日委員からもございました、急速な気候変動によって、農業の現場で、同じ地域で、これまで同じ品種を作り続けることはなかなか難しくなっていることと、そして、紅プリンセスや古都華といった農研機構や都道府県が情熱と計り知れない時間を掛けて開発した品種がいとも簡単に海外に流出をしてしまっているという、その目の前の脅威だと思います。
また、今までは近隣の都道府県と競い合ってきた、そうした環境から、今後は海外と勝負をしていかなければならない、そのような中で、国内で開発された品種をどのように守っていくか、そうした課題から今回の法案が議論されていると私は認識しております。
まず、全体的なお話としてお三方にお伺いをいたします。
さきの種苗法改正時、昨今の情勢を考えたら、まだまだ日本の品種を守る体制が足りていなかったのではないかと言わざるを得ません。
私は、麦、大豆、そして稲といった主食に関しては、都道府県任せにせず、国や民間が、また最先端技術も取り入れながら、集中的にしっかりと投資を行って、ブランド価値や、プラス多収という世界で勝負できる強い種を研究開発すべきと考えています。
都道府県で地域に密着した品種を開発しても、国内市場は縮小しているからこそ、やはり攻めの農業と世界の胃袋をこの日本ががっつりと国家戦略として開発にしっかりと取り組んでいくというアプローチについて、三人の御参考人の皆様、御意見を伺いたいと思います。ちょっと時間がございませんので、一分程度ぐらいでまとめていただければ助かります。
まず、栗原参考人、お願いいたします。
51栗栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長
ありがとうございます。
先ほども申し上げましたとおり、長野県の農業関係試験場では、まず第一に考えておりますのが、長野県の地域に適応した新品種の育成ということでございます。
例にも挙げました今回育成しましたリンゴ長果36につきましては、これまで普及しておりますシナノスイートというリンゴが低暖地では着色が振るわないというような状況になってきておりまして、栽培を諦めているというような状況の中、それに置き換わる品種として開発しております。
こういうものが、例えばナガノパープルのように着色が良好であるという特性が、西日本で、例えばピオーネですとかそういうよう…
この発言のページ
52西西川芳昭龍谷大学経済学部教授
御質問ありがとうございます。
日本の種苗企業の強みというのは、主にやはり野菜、蔬菜部分だと思います。そういう意味では、世界に打って出るような、これまでももちろん開発されていますけれども、今後ともそのような競争力の強い品種を開発するというのは続けたらいいと思うんですけど、米麦の主要穀物に関しては、やはり日本の国内の多様な生態系、それからその営農形態に合わせた形のきめ細やかな品種が必要なので、やはり民間に任せるのではなくて一定程度の公的な支援というのが必要だと思いますし、民間といったときに、やはり地域の農家なり地域の農業グループなり、そういうふうなところと…
この発言のページ
53印印鑰智哉OKシードプロジェクト事務局長
ちょっと趣旨変えてしまうかもしれませんけれども、攻めの農業が輸出っていつも言われるんですけれども、本当にそれでいいのというのが僕の考えです。
というのは、日本は食料自給率三八%しかないわけですよね。今農家減っちゃっているわけですよ。本当、皆さん、もう市民は、五年後どうなるのかすごく危惧を持っています。その危惧をどうやったら解決できるかということこそ僕は攻めだと思うんですよね。
農家が生きていける、そして私たちが食料不安というものを感じなくて済む、そういったものこそ本当の僕は攻めの農業なんではないかと思いますので、そのために一番うまくやっているところど…
この発言のページ