栗原潤長野県農業試験場研究企画・知的財産部長

2026年7月14日・第221回国会 参議院 農林水産委員会 第15号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 14 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 87 発言)

ありがとうございます。

お答えいたします。

今先生おっしゃったとおりで、求められる特徴、特性というものが多岐にわたっている状況でございます。ですので、例えば、また水稲の例を挙げますと、今申し上げたとおりで、暑さに強ければならない。それから、長野県の場合は、やはりこれまでも稲については、いもち病という病気に非常に長年悩まされてきておりまして、これに対する耐病性というのも持たさなければいけない。それから、長野県は、近年はこういう温暖化傾向にありますので毎年の問題ではないものの、いつ何どき冷害というものが長野県の現場を襲う可能性もあります。そういう意味では、長野県の特有の課題としまして、耐冷性と申すんですけれども、寒さに強いという特性を、この矛盾するような、暑さに強く、寒さに強くなければいけないというような特性を持たさなければいけないというのが長野県の現場に求められる米の能力でございます。

こういうものはやはり、国等の協力も得ながらでございますけれども、長野県独自で育成しなければならないというところで、今また新しい品種の開発にも取り組んでいるところでございます。

こういう意味におきましては、その特性をいかに発現するかというような遺伝的背景、ですから遺伝子ですね、こういうものが、そういう特性を有する系統がどういう遺伝子を持っているのかというのにつきましては、農研機構や大学と連携を取ってこういうところを解明しつつ、学術的な根拠を持って次の品種開発につなげていくというような形を取っているところでございます。

なかなか、長野県も農業関係試験場百二十年以上の歴史を持っておりまして、施設によっては、本当に古い施設等を直しながら、農業関係の機械も直しながらとかやっておるわけでございますけれども、おかげさまで国の支援も受けまして、本当に必要な機器類等については国の御支援等も受けながら、頑張ってこの研究が継続できるように努力しているところでございます。

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