令和七年五月時点で所在が不明である技能実習生の総数九千四百十六人につきましては職種別での統計を取っておりませんが、各年に新たに生じた失踪者数につきましては職種別での統計がございまして、これによれば、農業関係、これは耕種農業及び畜産農業ですが、その失踪者数は、令和二年に六百四十五人、令和三年に六百七十八人、令和四年に九百四十八人、令和五年には八百三十四人と減少に転じて、令和六年には四百三十四人と大幅に減少しているところでございます。
その上で、技能実習生の失踪原因については、これを明確に特定することは困難な面もございますが、一部の受入れ機関の不適正な取扱いや、当初見込んでいた入国後の収入額等が実際と異なり、入国前に負担した費用を返済するため、新たな就労先を求めるなどの技能実習生側の経済的な事情があり得るものと考えております。
失踪防止の取組についてでございますが、平成二十九年十一月の技能実習法の施行以降、外国人技能実習機構による失踪事案発生時の臨時の実地検査の速やかな実施、送り出し国に対し悪質なブローカーの排除を求めるなど、二国間取決めに基づく対応の強化、在留カード番号等の情報を活用した不法就労等の摘発強化などに取り組んできております。
また、ミャンマー人に対し特定活動の在留資格を付与する緊急避難措置が失踪技能実習生により濫用、誤用的に利用されている事例が多数認められたことから、令和六年十月には、この緊急避難措置の運用を見直し、自己の責めに帰すべき事情により技能実習の在留資格の活動を満了せず、残りの在留期間がある技能実習生については特定活動への変更を認めないという形にいたしました。
さらに、技能実習生が転籍手続を利用せず失踪する事例も認められたことを踏まえまして、令和六年十一月には、転籍が認められるやむを得ない事情の範囲や転籍手続の明確化等の運用改善を図ったところでございます。
令和六年の失踪者数は、農業関係を含めた全体で六千五百十人となり、令和五年と比較して三〇%以上減少しており、ただいま申し上げたような取組について一定の効果が得られているものと認識しております。
出入国在留管理庁としましては、引き続き、関係省庁等と連携しながら制度の適正な運用に努めてまいりたいと考えているところでございます。
121杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
確かに、今回設定された受入れ見込み数は令和十年までに予想される人手不足の数を基に計算されたものであるとは分かってはいますが、確かに年配の方が新規就農されたとしても、農業を営まれる期間は若い方と比べるとどうしても短くなってしまうというのは理解できます。しかし、都会で働いてきた方などが第二の人生として、また新たな仕事や生き方を求めて農業を始めるということは、私はすばらしいと思いますし、田畑や地方を守ってくださるという点からも大変有り難く、これは国としても大切に支えていくべきではないかと考えます。
もちろん、若者の担い手を更に増やす…
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122加加藤経将出入国在留管理庁審議官
御質問の農業分野に限っての移行率につきましては、統計を取っておらず、お示しすることは困難でございますが、農業分野を含む全ての分野での技能実習から特定技能一号へ移行した者の在留状況については統計がございますので、これを参考までにお示しいたします。
これによれば、令和五年度の技能実習二号修了者のうち令和七年六月末時点で特定技能一号で在留している者の割合は五三・九%、令和六年度の技能実習二号修了者のうち令和七年六月末時点で特定技能一号で在留している者の割合は三四・九%となっており、また、特定技能一号から特定技能二号へ移行した者の在留状況ですが、令和元年に特定…
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123杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
この特定技能二号の増加は受入れ見込み数の計算時に影響があると先ほどお答えいただきました。だとすれば、今在留されている方の中でどれくらいの方が将来的に特定二号に移行される見込みなのかということは重要だと考えています。
現状では移行率そのものが把握されていないということですが、二号の数の把握、これは必要なことだと思います。是非、今後御検討いただきたいと思います。
次に、技能実習生の方々の失踪についてお聞きします。
令和二年から令和六年までの五年間に失踪された技能実習生のうち九千四百十六人が現在も所在が不明であるということですが…
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- (上の発言)
124加加藤経将出入国在留管理庁審議官
令和七年五月時点で所在が不明である技能実習生の総数九千四百十六人につきましては職種別での統計を取っておりませんが、各年に新たに生じた失踪者数につきましては職種別での統計がございまして、これによれば、農業関係、これは耕種農業及び畜産農業ですが、その失踪者数は、令和二年に六百四十五人、令和三年に六百七十八人、令和四年に九百四十八人、令和五年には八百三十四人と減少に転じて、令和六年には四百三十四人と大幅に減少しているところでございます。
その上で、技能実習生の失踪原因については、これを明確に特定することは困難な面もございますが、一部の受入れ機関の不適正な取扱いや、当初見込んでいた入国後の収入額等が実際と異なり、入国前に負担した費用を返済するため、新たな就労先を求めるなどの技能実習生側の経済的な事情があり得るものと考えております。
失踪防止の取組についてでございますが、平成二十九年十一月の技能実習法の施行以降、外国人技能実習機構による失踪事案発生時の臨時の実地検査の速やかな実施、送り出し国に対し悪質なブローカーの排除を求めるなど、二国間取決めに基づく対応の強化、在留カード番号等の情報を活用した不法就労等の摘発強化などに取り組んできております。
また、ミャンマー人に対し特定活動の在留資格を付与する緊急避難措置が失踪技能実習生により濫用、誤用的に利用されている事例が多数認められたことから、令和六年十月には、この緊急避難措置の運用を見直し、自己の責めに帰すべき事情により技能実習の在留資格の活動を満了せず、残りの在留期間がある技能実習生については特定活動への変更を認めないという形にいたしました。
さらに、技能実習生が転籍手続を利用せず失踪する事例も認められたことを踏まえまして、令和六年十一月には、転籍が認められるやむを得ない事情の範囲や転籍手続の明確化等の運用改善を図ったところでございます。
令和六年の失踪者数は、農業関係を含めた全体で六千五百十人となり、令和五年と比較して三〇%以上減少しており、ただいま申し上げたような取組について一定の効果が得られているものと認識しております。
出入国在留管理庁としましては、引き続き、関係省庁等と連携しながら制度の適正な運用に努めてまいりたいと考えているところでございます。
125杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
農業分野として把握されていないというお答えでしたが、失踪という事態が生じる、また現在も不明のままの方がおられるということは、我が国の外国人材の受入れ体制がまだ不十分であることの表れではないでしょうか。
最後に、大臣にお伺いいたします。
今後も二号の方を継続して増加させ、日本の農業の担い手となっていただくということについて、まずどのようにお考えでしょうか。あわせて、日本の農業を誰が担うべきかということは、我が国の食料安全保障の確立においても極めて重要だと考えます。日本の農業の将来の姿についても目指す姿をお示しください。
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126
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
お答え申し上げます。
特定技能二号の皆さんは、長年の実務経験等により身に付けた熟達した技能が求められる在留資格でありまして、この人口減少に伴う人手不足の状況にある日本社会において有用な在留資格の一つとして適切に運用を図っていくべきというのが現時点における政府としての基本的考え方であります。
この人手不足が深刻化する農業分野においても、適切に特定技能制度の運用を図っていきながら、熟達した技能を身に付けた二号特定技能外国人の皆様においては、その専門性、技能を生かした業務に即戦力として従事していただくことを想定をしております。これ、要はかなり技能レベルが高…
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127杉杉本純子(参政)
ありがとうございます。
日本の地方と農業を守りたいのであれば、外国人の方には期間をしっかり設定し、日本人の働く場所を埋めてしまうことなく、未来の農業人口の外国人との比率は常にバランスの取れたものを設定することが大切だと思います。
また、二十四日の法務委員会で参政党、安達議員が述べさせていただいておりますが、我が国にはまだ四百万人以上の潜在的な労働力があります。日本人の人材確保にはまだまだ多くの可能性があると思っています。食料安全保障の観点からも、自国で食を賄うことの重要さ、そしてそれを可能にできる予算の大きな確保もお願いいたしまして、本日の質問を終わ…
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