自由民主党・無所属の会の寺田静と申します。
本日は、参考人の皆様におかれましては、お忙しい中御出席を賜り、貴重な御意見をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。
私自身、半世紀を生きてまいりましたけれども、過去を振り返っても、類を見ない難しい時代であるというふうに感じております。今まで所与のものと思ってきた国際秩序も揺らぎ、数年前には想像し得なかった感染症の世界的な蔓延による打撃、そして、国を越えて国際協調よりも自国の利益が第一であると言ってはばからない勢力の拡大など、にわかに、中学生になる我が子がおりますけれども、子供にも説明がし難いニュースも続いております。
私たちが今この国で享受をしているような豊かさを次世代にも引き継いでいくためには、今回の法改正は非常に重要なものであると私自身も捉えておりますし、ただ、その経済安保の充実ということは、当然ながら、この政治だけでなし得るものではなく、経済の担い手である、この日本の強みにもなる技術を持っている企業の皆様の協力が不可欠なものと考えております。政府だけではなくて、企業の皆様にも本気になっていただいて初めてこの経済安保を実効性のあるものにできるというふうに考えています。
そこで、本日は、この今回の法改正をより実効性あるものにするために何が必要かについて、企業や産業界の御視点から御意見を伺えたらと思っております。既に冒頭の陳述の中でお話しいただいたこともあるかと存じますが、中でもとりわけ強調すべきことなどについて御教示をいただけたらと思っております。
まず、白石参考人と田上参考人にお伺いをします。
白石参考人は弁護士というお立場で企業に対しての経済安保に関する助言をされ、また、田上参考人は研究員として企業の方々と意見交換をされる機会が多いことと存じますけれども、この経済安保で企業の取組を促すにはどのような点が重要だとお考えでしょうか。
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北村経夫(自民)
ありがとうございました。
次に、田上参考人にお願いいたします。田上参考人。
この発言のページ
7田田上英樹地経学研究所主任客員研究員
地経学研究所の田上と申します。
本日は、このような意見陳述の機会をいただき、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
私は、民間企業においてリスクマネジメント、産業分析などを長年担当してきた者でございまして、現在はシンクタンクにおきまして経済安全保障と半導体を専門テーマとして分析、提言などをさせていただいている者でございます。
今回の経済安全保障推進法等の一部改正につきましては賛成の立場にございまして、その賛成のポイント及び取り進め上御留意いただきたい点、将来に向けた期待事項等を申し述べさせていただきたいと思います。
本推進法につきまし…
この発言のページ
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北村経夫(自民)
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
- (上の発言)
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寺田静(自民)
自由民主党・無所属の会の寺田静と申します。
本日は、参考人の皆様におかれましては、お忙しい中御出席を賜り、貴重な御意見をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。
私自身、半世紀を生きてまいりましたけれども、過去を振り返っても、類を見ない難しい時代であるというふうに感じております。今まで所与のものと思ってきた国際秩序も揺らぎ、数年前には想像し得なかった感染症の世界的な蔓延による打撃、そして、国を越えて国際協調よりも自国の利益が第一であると言ってはばからない勢力の拡大など、にわかに、中学生になる我が子がおりますけれども、子供にも説明がし難いニュースも続いております。
私たちが今この国で享受をしているような豊かさを次世代にも引き継いでいくためには、今回の法改正は非常に重要なものであると私自身も捉えておりますし、ただ、その経済安保の充実ということは、当然ながら、この政治だけでなし得るものではなく、経済の担い手である、この日本の強みにもなる技術を持っている企業の皆様の協力が不可欠なものと考えております。政府だけではなくて、企業の皆様にも本気になっていただいて初めてこの経済安保を実効性のあるものにできるというふうに考えています。
そこで、本日は、この今回の法改正をより実効性あるものにするために何が必要かについて、企業や産業界の御視点から御意見を伺えたらと思っております。既に冒頭の陳述の中でお話しいただいたこともあるかと存じますが、中でもとりわけ強調すべきことなどについて御教示をいただけたらと思っております。
まず、白石参考人と田上参考人にお伺いをします。
白石参考人は弁護士というお立場で企業に対しての経済安保に関する助言をされ、また、田上参考人は研究員として企業の方々と意見交換をされる機会が多いことと存じますけれども、この経済安保で企業の取組を促すにはどのような点が重要だとお考えでしょうか。
10白白石和泰TMI総合法律事務所パートナー弁護士/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授
ありがとうございます、御質問いただきまして。
私は、常に企業の皆様方と対話をしながら経済安全保障をどういうふうに進めていくのかというところを検討しているわけでございますが、やはり、企業の中では一部門がこの経済安全保障についての重要性を認識するだけでは足りないというところが現場の感覚としてはございます。しっかりと権限がある皆様方、要は社長様、あるいはそれに近い取締役の皆様方、役員の皆様方に是非この経済安全保障というものをよく理解していただいて、一定程度経済的な負担というか、経済合理性に背くようなものがあったとしてもこれを進めなければいけないという重要性を…
この発言のページ
11田田上英樹地経学研究所主任客員研究員
御質問ありがとうございます。
私は、企業が経済安全保障を積極的にやってくれるための方策として、二つ申したいと思います。
一つは、リスクを特定、限定することということになります。
経済安全保障と申しますと、もう本当にいろいろな幅の広いことがありまして、ちょっとコンセプト的には大体分かったけれども、具体的に何がどう自社のリスクなのかが分からないというのが対応が進まない一番の原因ではないかというふうに思っております。
いろいろなグローバリゼーションが終わったと、これもう完全にデカップリングに向かうんだというようなお話も多々ございますけれども、でもグロー…
この発言のページ
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寺田静(自民)
ありがとうございます。
続けて、白石参考人、田上参考人にお伺いしたいと思います。
今お話にも出てきた官民協議会ですけれども、企業がまず積極的にこうした政府との会議体に参加したいと、参加しようと思ってもらうために必要なこと、そして、その協議会の中で積極的にこの自社の悩みですとか課題、また取組を開示していただくには、政府としてこの運営上どのような配慮や仕組みが必要でしょうか。
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