殿木文明内閣府大臣官房審議官

2026年6月2日・第221回国会 参議院 内閣委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 17 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 157 発言)

お尋ねの目標設定につきましては、それぞれの特定重要物資の主務大臣が安定供給確保取組方針を定め、その中で当該物資の安定供給を確保するための具体的な目標、すなわち委員おっしゃるところの供給能力や保有能力に当たるものなどの目標を設定しているところでございます。

これは、物資それぞれの状況に合わせて必要となる取組やこれに応じた目標が設定されるため、御指摘のとおり、その粒度や単位は異なるものでございますが、例えばということで具体例を申し上げますと、工作機械、産業用ロボットにつきましては二〇三〇年時点の生産能力を、工作機械につきましては年間約十一万台、産業用ロボットにつきましては年間約三十五万台とすること、肥料につきましては二〇二七年度までに年間需要量の三か月分相当の原料を備蓄する体制を構築すること、液化天然ガスにつきましては二〇二三年から戦略的に余剰を確保することが目標とされているところでございます。

また、委員御指摘の供給能力や保有量を含めた各物資の取組の状況の把握につきましては、事業者から毎年報告を受けることにしておりまして、これを踏まえ、毎年度、各物資の主務省庁と内閣府が連携して供給確保計画の進捗状況の評価をしているところでございます。

各計画は、例えば工場の新設や生産ラインの増設等を伴い、取組開始から三年以上の期間を要するものも多く、直ちに効果がはっきりと現れたり検証できたりするものばかりではございませんが、最新のフォローアップにおきましては、取組はおおむね順調に進んでいると評価されているところでございます。

取組の効果といたしましては、例えば工作機械、航空機部品などの計画の一部につきましては供給の開始、肥料原料の備蓄の開始、あるいは需要の逼迫に備えた液化天然ガスの確保といった形で取組の効果が出始めているところでございます。

引き続き、有識者による評価も踏まえながらこうした効果検証の取組を進め、関係省庁と連携しつつ、重要な物資の安定供給確保にしっかりと取り組んでまいりたい、このように考えている次第でございます。

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