お答えいたします。
二〇二三年十月に行いました受信料の値下げは、それまでの構造改革や経営努力の成果を視聴者の皆様に還元するために、衛星契約、地上契約共に一割値下げしました。これによって、少しでも視聴者の負担軽減につながればという考えで行いました過去にない大規模な値下げでありました。
現在の中期経営計画においても、この値下げした受信料額を堅持しているところであります。二〇二四年度の決算において、受信料の収入が予算に対して九十一億円の増収となりましたが、前年度の決算に比べて減収している点や支払率の低下が続いている点については重く受け止めております。
NHKとしては、これまで取り組んでまいりましたデジタル、書面、対面、外部企業との連携など、様々な施策を組み合わせた新たな営業アプローチを強化しまして、自主的な新規契約の申出を更に増やしていくこと、支払督促による民事手続を含めた未収対策の強化を進めているところでございます。
こうした取組はまだ途上にありますけれども、二〇二五年度は、支払数の減少は、年度当初に計画した四十六万件の減少ということに対して三十四万件の減少にとどめました。さらに、未収数は六年ぶりに減少へと転じさせることができました。受信料収入は、予算を五十一億円上回る五千八百五十一億円を確保するなど改善の傾向にありまして、取組の成果は出てきているというふうに考えております。
引き続き、受信料収入の確保や支払率の維持向上に向けて、新たな営業アプローチの更なる強化に取り組んでまいりたいと考えております。
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宮崎勝(公明)
今の御答弁でありますけれども、具体的な目標はNHKに、経営計画に任せるということだと思いますが、それを政府としては注視をするというふうに聞こえました。
しかし、受信料は放送法上の義務に基づく特殊な負担金であり、その実効性、公平性を確保する責任は制度を所管する総務省にもあるのではないかと考えます。
二〇一五年度から約十年がたっても支払率が八割に届かず、令和六年度は七七・五%へと低下しております。こうした状況で、なお政府として数値目標も期限も示さないというのは妥当だとお考えかどうか、まず大臣にお伺いしたいと思います。
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林芳正(自民)総務大臣
支払率の目標でございますが、先ほど局長からも答弁いたしましたように、この放送法の規定に基づいて、NHKにおいて中期経営計画を作成する中で検討されるべきものと考えております。
今委員がおっしゃったように、これ、受信料、これはNHKが公共放送としての役割を果たすために必要な費用を広く国民・視聴者に公平に御負担いただくものでございます。支払率を向上させて、公平な負担、これを徹底することは重要な課題であると認識しております。
令和八年度NHK予算に付した総務大臣意見におきまして、公共放送の役割や受信料制度の意義も含めてこれまで以上に丁寧な説明を行い、受信契約…
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宮崎勝(公明)
ありがとうございます。
次に、NHKの会長にお伺いしたいと思います。
令和五年十月の受信料値下げは、国民・視聴者への還元であると同時に、不払是正、支払率向上にもつながると説明されてきました。しかし、令和六年度決算では、受信料収入は四百二十六億円減少し、支払率も七七・五%と低下しております。
〔委員長退席、理事岸真紀子君着席〕
会長として、この値下げは受信料制度への信頼回復や支払率の向上に十分な効果を発揮したと評価されているのかどうか、まず率直な御認識をお伺いしたいと思います。
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- (上の発言)
82井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
二〇二三年十月に行いました受信料の値下げは、それまでの構造改革や経営努力の成果を視聴者の皆様に還元するために、衛星契約、地上契約共に一割値下げしました。これによって、少しでも視聴者の負担軽減につながればという考えで行いました過去にない大規模な値下げでありました。
現在の中期経営計画においても、この値下げした受信料額を堅持しているところであります。二〇二四年度の決算において、受信料の収入が予算に対して九十一億円の増収となりましたが、前年度の決算に比べて減収している点や支払率の低下が続いている点については重く受け止めております。
NHKとしては、これまで取り組んでまいりましたデジタル、書面、対面、外部企業との連携など、様々な施策を組み合わせた新たな営業アプローチを強化しまして、自主的な新規契約の申出を更に増やしていくこと、支払督促による民事手続を含めた未収対策の強化を進めているところでございます。
こうした取組はまだ途上にありますけれども、二〇二五年度は、支払数の減少は、年度当初に計画した四十六万件の減少ということに対して三十四万件の減少にとどめました。さらに、未収数は六年ぶりに減少へと転じさせることができました。受信料収入は、予算を五十一億円上回る五千八百五十一億円を確保するなど改善の傾向にありまして、取組の成果は出てきているというふうに考えております。
引き続き、受信料収入の確保や支払率の維持向上に向けて、新たな営業アプローチの更なる強化に取り組んでまいりたいと考えております。
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宮崎勝(公明)
ありがとうございます。
同じく会長にお伺いいたしますが、経営計画二〇二四―二〇二六年度及びその修正案では、受信契約収納のデジタル化や営業経費の合理化がうたわれておりますが、支払率を何%まで、いつまでに回復させるかという具体的な目標値や工程は必ずしも明らかではないと思います。例えば、二〇二七年度までに支払率八〇%、営業経費率八%台維持といったような具体的なKPIをお持ちなのか、それとも支払率の具体的目標を現時点では掲げていないのか、お答えいただければと思います。
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84井井上樹彦日本放送協会会長
二〇二六年度、今年度までの支払率については、現在の経営計画の中でお示ししておりまして、二〇二六年度については、二〇二五年度の七七%の支払率を維持する計画としております。また、受信料収入に対する営業経費率については、毎年度の予算事業計画の中でお示ししておりまして、二〇二六年度、今年度は九・九%を計画しております。
NHKは収支構造の改革に取り組んでおりまして、受信料の公平負担の下での受信料収入の確保と営業経費の抑制は経営としても重要なテーマだと認識しております。二〇二七年度以降の具体的な数値目標につきましては、次期中期経営計画の議論を進めていく中で設定し…
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宮崎勝(公明)
是非、具体的な目標を持って進めていただきたいと思います。
次に、4K放送、4K、8K放送についてお伺いしたいと思います。
二〇一八年に本放送を開始し、在京民放キー局系五社が無料のBS4Kチャンネルを運営してまいりましたが、これらがそろって二〇二七年一月の認定更新を行わずにBS4K放送から撤退する方針と報じられております。これについて、新聞各紙の社説等で、放送サービスの高度化の柱としてBS4Kを推進してきた国策としての失敗との指摘がございますけれども、まず総務省の認識をお伺いしたいと思います。
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