お答えいたします。
二〇二六年度は、NHKの経営計画の最終年度を迎えます。信頼される情報空間の参照点の提供、民主主義の基盤である信頼できる多元性の確保の役割を果たすべく、質の高いコンテンツの提供に努めております。また、新たなインターネットサービス、NHKONEを開始し、放送とデジタルの垣根を越えて、信頼性の高い情報を一元的に届ける基盤を構築しました。事業収入の確保及び事業支出の削減については、これまでのところ、おおむね計画を上回る形で達成、進捗しております。
コンテンツ戦略六つの柱に基づき、ネット上の偽・誤情報への対応や選挙報道におけるファクトチェックも実施しました。また、放送百年プロジェクト関連番組の集中編成や、オリンピック放送、MLB中継など質の高いコンテンツをNHKONEを通じて提供して、幅広い視聴者の期待に応えております。
受信契約に関しましては、各種施策を組み合わせた新たな営業アプローチを強化しておりますが、未収の数の増加への対応が喫緊の課題であります。公平負担の徹底を図り、更なる増収の確保に向けた対策を強化してまいります。
支出面では、二〇二七年度の収支均衡を実現すべく、一千三百億円規模の支出削減を確実に実施していきます。設備投資の大幅な縮減や既存業務の大胆な見直しを進めるとともに、AIの活用や政策DXの推進による生産性の向上を積極的に図ってまいります。
今後も公共放送としての役割を果たし続けていくため、いずれも必要な取組だと考えており、業務の効率化及び生産性向上につながる構造改革を着実に進めながら、経営計画を着実に達成してまいります。
69小小沢雅仁(立憲)
承知いたしました。
そこで、平成二十五年及び令和元年にはNHK職員の過労死事案が発生をしております。長時間労働の改善に向けて様々な取組が進められていることも承知をしておりますが、社会全体で見ますと労災申請件数も過去最高となっております。
そこで、こうした状況を踏まえて、長時間労働の抑止を始め、職員が安心して働ける職場環境の確保に向けて今後どのように取り組んでいくお考えか、井上会長にお伺いしたいと思います。
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70井井上樹彦日本放送協会会長
お答えいたします。
公共メディアを共に支える職員が亡くなり、二度にわたり労災認定を受けたことは痛恨の極みでありまして、大変重く受け止めております。今後このようなことを起こしてはならないと強く決意しております。
NHKは、災害、事件、事故を始めとして、二十四時間三百六十五日対応する体制が必須でありまして、長時間労働となりがちな面があります。しかしながら、職員の生命、健康、職場での安全が業務を行う上での大前提であります。役員全員で毎月の勤務状況について共有、確認し、必要があれば注意を促しております。また、繁忙期における業務体制の見直しなども進めています。…
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71小小沢雅仁(立憲)
是非、着実に進めていただきたいと思います。
次に、経営計画の進捗状況と総括について伺いたいと思いますが、令和六年度に作成されたNHK経営計画は最終年度に当たります。そこで、これまでの取組の進捗についてどのように総括されているのか、また計画の達成状況や残された課題をどのように認識しているのか、最終年度として特に重点を置く事項があればお聞かせいただきたいと思います。
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- (上の発言)
72小小池英夫日本放送協会専務理事
お答えいたします。
二〇二六年度は、NHKの経営計画の最終年度を迎えます。信頼される情報空間の参照点の提供、民主主義の基盤である信頼できる多元性の確保の役割を果たすべく、質の高いコンテンツの提供に努めております。また、新たなインターネットサービス、NHKONEを開始し、放送とデジタルの垣根を越えて、信頼性の高い情報を一元的に届ける基盤を構築しました。事業収入の確保及び事業支出の削減については、これまでのところ、おおむね計画を上回る形で達成、進捗しております。
コンテンツ戦略六つの柱に基づき、ネット上の偽・誤情報への対応や選挙報道におけるファクトチェックも実施しました。また、放送百年プロジェクト関連番組の集中編成や、オリンピック放送、MLB中継など質の高いコンテンツをNHKONEを通じて提供して、幅広い視聴者の期待に応えております。
受信契約に関しましては、各種施策を組み合わせた新たな営業アプローチを強化しておりますが、未収の数の増加への対応が喫緊の課題であります。公平負担の徹底を図り、更なる増収の確保に向けた対策を強化してまいります。
支出面では、二〇二七年度の収支均衡を実現すべく、一千三百億円規模の支出削減を確実に実施していきます。設備投資の大幅な縮減や既存業務の大胆な見直しを進めるとともに、AIの活用や政策DXの推進による生産性の向上を積極的に図ってまいります。
今後も公共放送としての役割を果たし続けていくため、いずれも必要な取組だと考えており、業務の効率化及び生産性向上につながる構造改革を着実に進めながら、経営計画を着実に達成してまいります。
73小小沢雅仁(立憲)
ありがとうございます。
次に、次期経営計画における中長期課題についてお伺いしたいと思います。
井上会長は就任会見において、NHKが直面する喫緊の課題として、ネット対応の高度化を始めとする事業構造と受信料収入の下げ止まりを始めとする収支構造という二つの大きな変化への対応を挙げられました。
そこで、こうした点も踏まえまして、次期経営計画の策定に当たり事業構造及び収支構造の変化をどのように認識されているのか、NHKとして取り組むべき中長期の課題をどのように整理した上で次期方針を、方向性を示していくのか、NHKの見解をお伺いしたいと思います。
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74小小池英夫日本放送協会専務理事
お答えいたします。
公共メディアを取り巻く環境は、デジタル化の進展や視聴習慣の変化により、極めて大きな構造変化の渦中にあります。二〇二七年度からの中期経営計画では、NHKがこの激変する環境にどう適応し、公共放送、公共メディアとしての使命を果たし続けていくのか、その考え方を国民・視聴者の皆様にお示しする重要な機会になると認識しております。
現在、この環境変化への適応と使命達成の両立を図るべく、局内において組織横断的な検討チームをつくり、議論を重ねているところでございます。具体的には、これまでの構造改革の成果を土台としつつ、今後の事業運営や組織運営の最適…
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75小小沢雅仁(立憲)
分かりました。
次に、番組関連情報配信に関する日本新聞協会の懸念の対応についてお伺いしたいと思います。
NHKのインターネット配信の必須業務化をめぐって日本新聞協会メディア開発委員会が懸念を発信されて、昨年十二月の私、NHK決算の質疑でも稲葉会長にお伺いしたところ、基本的には御理解をいただいているという認識が示されました。
しかしながら、本年三月、同委員会が改めて懸念を表明をされております。こうした指摘をNHKとしてどのように受け止めておられるのか、今後の対応を含めて井上会長の見解を伺いたいと思います。
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