岸真紀子 (立憲民主党)

2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 226 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

私もこれは実際にその市町村から聞いていなくて新聞ベースなんですが、新聞によると、上納した四町は、二〇二二年度、二〇二三年度で合計七千五百七十二万円を北海道へ支払っていて、金額でいうと、その町の規模にすると大きいという問題があるんです。

地方税法の趣旨は、特定業者が同じ市町村でたばこを大量購入し税収が偏在した状況を正すのが目的となっているんですが、今回の事例は、どうも北海道新幹線の工事でそのところに滞在した方がたくさんたばこを購入したということが事例だったりして、ちょっといろんな複層的な要素があります。現状を聞き取っていくというのが、今回の事例についてはその当該自治体は改善を求めてはいないんですが、なるべく分かりやすくしてほしいなというところで今回取り上げたというところです。

最後の質問になります。

税収が増加する局面では地方財源に偏在性が内在していて、不交付団体は税収増加分の全額を活用可能であるため、構造的に交付団体と不交付団体の財政力格差は拡大することになります。そのため税源の偏在性の是正を求める声が大きくなってきてはいますが、気を付けなければならないのが、国と地方の税源の配分論から自治体間の税源配分論に変化しつつあるという、ふるさと納税とは性質は異なるんですが、地方での奪い合いとならないようにしていかなくてはならないという観点です。

円安誘導でインフレを招いたことで物価高対策をしなければならなかったり、人口減少、少子高齢社会の到来で社会保障費も膨らんでいるにもかかわらず各種減税を進め、そのしわ寄せを、財源を東京からというのであれば、ちょっと地域政策としても経済政策としても進めることが正しいのかちょっと悩むところです。

少なくとも、総務省としては悲願である国と地方の税源移譲を優先すべきと考えますが、最後に林大臣にお伺いいたします。

前後のやりとり

222の発言を見る

230の発言を見る