2026年3月24日・第221回国会 参議院 総務委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 158 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 267 発言)

法定受託事務においては、辺野古のような安保政策に関わること以外にも、公衆衛生や大規模開発など、地方自治体の判断と国の論理が異なる場合はこれからも生じると考えられます。公平な第三者による判断の仕組みを整えることが求められています。

今、辺野古は止まっています、ある程度止まっています。私は、外交防衛委員会で二〇一九年に、その埋立ての問題で軟弱地盤問題を技術的に検討して質疑もいたしました。現在のところ、あの時点から前進していないんですね。軟弱地盤は解決されていません。

しかしながら、工事は進んでいます。三千五百億円だった工事が、今や九千三百億円になっています。更にこれからは一兆円超えるでしょう。つまり、こういうことでそういう検証ができない、事実検証ができないような状況にずっと置かれています。

つまり、できないところ、あの辺野古というのは、辺野古の岬があって、それから大浦湾という深い海があって、それから辺野古という浅い海がある。埋立てというのは、基本的にみんな沈みます。関西空港でも、完成してからも三・八メートルも沈んでいますが、埋め立て始めてからは十三メートル近く沈んでいます。

いいですか。深く沈む軟弱地盤の大浦湾、沈まない陸地、そして辺野古という浅瀬のところ、これもほとんど沈まない。そこに滑走路を造ったら、必ず不同沈下をするんですね。滑走路すら成り立たない飛行場がそこに生まれます。これもみんな分かっているんです。

しかし、それがそのまま工事が進行していく。国がまさに一兆円とか二兆円、県は二・五兆円掛かるだろうと言っています。そういう状況が放置されているわけですよ。まさに今の問題は、こういう経済合理性もないし財政民主主義もないようなことが放置されるきっかけになっている。

まさにそれは、沖縄防衛局を私人として扱って、通常の個人の店の開業を、これを不許可としたもの、それに対する申立て、そのレベルで解決して処理したという結果なんです。

そういうことを考えると、この問題は、地方自治体はそれなりに判断をしています、きちんと調べて。その意思をしっかり示して、そして検証する機会、それをつくる以外はないと思うんです。

ですから、私は、地方創生のためにも、地方の自主性、自立性を否定する裁定的関与の見直しについて、早急に地方制度調査会などで議論することを強く求め、質問を終わります。

以上です。

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