山本和徳中小企業庁次長

2026年6月16日・第221回国会 参議院 財政金融委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 106 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 155 発言)

お答えいたします。

事業承継税制につきましては、中小企業が次の世代に事業をしっかりと承継していくために必要な税制だと考えてございます。

本税制につきましては、平成二十一年度に法人版事業承継税制の一般措置が創設され、その後、高齢化が進む経営者の円滑な世代交代を集中的に進めるため、平成三十年から令和九年まで十年間限定で法人版事業承継税制の特例措置が講じられているところでございます。この活用状況につきましては、一般措置の認定件数は年間平均二百五十件程度でございましたが、特例措置の認定件数は年間平均千件程度と増加しております。

この贈与税、相続税の納税猶予制度につきましては、中小企業の事業活動の継続を支えるという制度趣旨に鑑み、経営の承継後も後継者が経営を継続しているかを確認することとなっております。この際、御指摘のありましたとおり、県や税務署への年次報告などの手続が煩雑であり、利用しにくいという声が聞かれることも承知しております。

このような特例措置が導入されて以降、認定件数の増加が見られる一方で、手続の煩雑さなどを理由に利用をちゅうちょされる事業者も一定数おられると考えておるところでございまして、本税制も含め、事業承継を進めるに当たり必要な政策の在り方についてしっかり検討をしてまいる所存でございます。

前後のやりとり

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