当然、いろんな融資を申請するということになれば、いや、自分たちはこういうふうにやっています、環境配慮をやっていますというふうにして、当然書類は出しますよね。だから、その書類だけ見れば、当然それはもう申請する側の理屈で出すわけだから、だから調査する方というのは、現実にそういう事故が起こっているのか、環境の影響がないのかどうかというところを自主的に見るべきだと思いますし、こういう資料の中に報告があるように、実際に百件近くの環境汚染の実績を持っているわけでしょう。普通だったら、そういうところで、もう最初から却下すると。
まあ水俣病でいうと、地域外の人はもう駄目ですよと検診も受けさせないで門前払いするんですから、こういった実績のある企業が公的融資を持ち込んできたら、もうその入口で却下するのが本当だと思うけれども、先ほどの質疑によると、いやいや、融資は決めていますよと。でも、それって環境基準とかいうのは後からやればいいという仕組みになっていますみたいな、もう本当にこれはいいかげんな抜け穴みたいな話じゃないですか。
そして、実際、決めたお金はすぐ全部出すわけじゃなくて、段階的に出していきますからというんだったら、それは途中でやめたら、それって、よく私言うんですけど、公共工事で橋桁だけ造って、いかにもここに道路ができますよというような格好だけ見せるような不良在庫になる。ここでは将来的な座礁資産化と言われていますけど、そういうところに公的資金を投入する、それも外国にですよ。こういうことを、まだ日本なら、まあ千歩譲っても許されないですけど、結局、こういうことをやって、外国の人の健康被害に及ぼすようなことをやっているということ、もう許されない話だと思うんですけど。
これ、現地の住民の方々、JBICに対しても環境社会配慮確認のためのガイドラインに基づいて異議申立てを行ったと。こういったガイドラインも、絵に描いた餅じゃなくて、しっかり対応するべきだと思いますけど、JBICはどんな対応なんですかね。
105緒緒方健太郎財務省国際局長
お答えいたします。
御指摘のとおり、五月十八日に現地の住民の方々から要請がありまして、JBIC、NEXI及び政府関係者が面談をいたしました。
現地の住民の方々は、面談の際に、同事業について、過去の爆発事故により付近の住民に負傷者が出ていること、それから、現地で環境汚染及び健康被害が生じていることなどを訴えておりまして、そういった主張に基づきまして、JBIC及びNEXIに対して環境社会配慮ガイドラインに関する異議申立書を提出したものと承知してございます。
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106
大島九州男(れいわ)
高木委員の質疑にもありましたけれども、この環境保護庁、EPAのオゾン環境基準において、深刻な基準未達成の状態にあると。フリーポートLNGは、二〇二一年までに百件近くの大気汚染に係る許可違反を犯したが、科された罰金は僅か九千ドルにとどまったと。また、LNG事業は大量の水を消費し、メキシコ湾の生態系に近接した場所に産業排水を排出していると。
実は、現地の方が、私、水俣の関係をやっているということを御存じで、だから大島先生のところにちょっと話を聞いてもらいたいんだというふうにおいでになったわけです。こういうことで、健康被害があるということであれば、訴訟大国で…
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107
片山さつき(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
私、この本フリーポートLNGという方々にお会いをしていないんですが、委員の御質問によると、環境被害があるということで現地の住民の方々として来日されて、私どもではないですけれども、関係者とお会いになったということであるとすれば、JBICにおいてきちっとその対応がされているということが当然であると思いますが。
伺っているところ、JBICの方では、環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドラインというのを策定しておりまして、これに基づいて、融資等を行う全てのプロジェクトについては、プロジェクトの実施主体者、本件ではフリーポートLNGディベロップメントという会…
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- (上の発言)
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大島九州男(れいわ)
当然、いろんな融資を申請するということになれば、いや、自分たちはこういうふうにやっています、環境配慮をやっていますというふうにして、当然書類は出しますよね。だから、その書類だけ見れば、当然それはもう申請する側の理屈で出すわけだから、だから調査する方というのは、現実にそういう事故が起こっているのか、環境の影響がないのかどうかというところを自主的に見るべきだと思いますし、こういう資料の中に報告があるように、実際に百件近くの環境汚染の実績を持っているわけでしょう。普通だったら、そういうところで、もう最初から却下すると。
まあ水俣病でいうと、地域外の人はもう駄目ですよと検診も受けさせないで門前払いするんですから、こういった実績のある企業が公的融資を持ち込んできたら、もうその入口で却下するのが本当だと思うけれども、先ほどの質疑によると、いやいや、融資は決めていますよと。でも、それって環境基準とかいうのは後からやればいいという仕組みになっていますみたいな、もう本当にこれはいいかげんな抜け穴みたいな話じゃないですか。
そして、実際、決めたお金はすぐ全部出すわけじゃなくて、段階的に出していきますからというんだったら、それは途中でやめたら、それって、よく私言うんですけど、公共工事で橋桁だけ造って、いかにもここに道路ができますよというような格好だけ見せるような不良在庫になる。ここでは将来的な座礁資産化と言われていますけど、そういうところに公的資金を投入する、それも外国にですよ。こういうことを、まだ日本なら、まあ千歩譲っても許されないですけど、結局、こういうことをやって、外国の人の健康被害に及ぼすようなことをやっているということ、もう許されない話だと思うんですけど。
これ、現地の住民の方々、JBICに対しても環境社会配慮確認のためのガイドラインに基づいて異議申立てを行ったと。こういったガイドラインも、絵に描いた餅じゃなくて、しっかり対応するべきだと思いますけど、JBICはどんな対応なんですかね。
109緒緒方健太郎財務省国際局長
お答えいたします。
御指摘のフリーポートLNG事業についての、本年五月、現地の方々からJBICに対しまして、JBICのガイドラインの遵守状況に係る異議申立てが提出されたと承知してございます。
今後、JBIC内におきまして、まずプロセスとしまして、融資担当部署からは独立をした外部有識者が必要に応じて申立人や住民の方々などからヒアリングを含めたガイドラインの遵守状況に係る調査等を行うものと承知してございます。
政府としましては、JBICにおきまして、同行が定めるこのような手続に沿って適切かつ公正に対応がなされることが重要であると考えてございます。
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110
大島九州男(れいわ)
まあ、それは当然建前。
ちょっと確認しますよ。今言った融資を決めたところと、こういう異議申立てを受けたところで調査する部署、これって、まるっきりの第三者の外部で審査するんじゃなくて、JBICの中でのその融資審査みたいな部分と、その申立てをチェックすると。言うなれば、スルガ銀行不正の中で、それこそいいかげんにやり取りして、こういう不正を生んで被害者を生むような構図と同じような仕組みじゃないのかということを私は懸念しているんですけど、そういう環境調査するのはまるっきり外部じゃないんでしょう。そこら辺、ちゃんと教えてください。
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111緒緒方健太郎財務省国際局長
お答えいたします。
事前に、融資をする前に、環境ガイドライン、JBICの環境ガイドラインに沿っているかどうかというのは、そのJBICのまさに融資を行う担当者、専門家たちが事前に調査等を行って確認をするものでございます。
先ほど申し上げました外部の独立した有識者による調査と申しますのは、その事後に、当該環境ガイドラインに沿っているということでJBICが融資をした案件につきまして、沿っていないじゃないかということで異議申立てをされた場合に、それが実際にガイドラインに沿っているかどうかを調査する際には別の人たちが別途調査をするということでございます。
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