櫻井美穂子国際大学国際経営学研究科准教授

2026年4月15日・第221回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 51 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 100 発言)

ありがとうございます。

デジタル活用については、今お話しいただいたように、あくまで手段でありますので、それを導入して終わりにしよう、導入を目的にするというのは良くないんですけれども、多くの地域でやはりデジタルを導入することが目的になってしまっているというところがありまして、その原因の一つに、やはり国の補助金にもちろんいろんな自治体が応募をしますけれども、その補助金を取るということが目的になっているのかなという事例がたくさん私も今まで見てきています。

なので、本来、国がそういう支援をしていく中で、持続可能な、今日のテーマにあるような持続可能なデジタル活用も含めて、そういうことを支援していきたいんですけれども、どうしても目的化してしまうというところをまずちょっと正していかなければいけないのかなと思います。

それは、予算の使い方であったりですとか、やはり、これ難しいんですけれども、単年度でどうしても何かを、成果を出さなきゃいけないというところが非常にデジタルと余り相入れないところもあるのでございまして、そういうところでもう少し柔軟性を持った、今の政策の中でもより柔軟性を持った形で運用していくということも一つ可能性としてあるのかなというふうに思います。

あとは、先ほども多くお話が出ているIT人材の不足というところでは、これはもう企業も含めて、民間企業も含めてですけれども、大変大きな課題になっておりますので、そういう人たちをどこの段階から教育していったらいいのかというところをちゃんと考える必要があるのかなと思います。今はあくまで個人の関心で専門学校に行ったりですとか、その後、私もそうなんですけれども、こういう勉強をしたいのでここの大学に行こうとかという個人の関心で決めるんですけれども、もちろん個人の関心で決めるのはそうなんですが、もう少し戦略的にそういう人材をどうやって国として育てていくのかということを考えていく必要があるのかなと思っています。

以上です。

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