二〇五〇年カーボンニュートラルの実現には建築分野における取組が非常に重要であり、これまでの取組を更に加速させるためには、建築物の使用時だけではなく、建設から解体に至るまでのライフサイクルで脱炭素化の取組を促進していく必要があるというふうに考えております。
このような認識は国際的にも共有されており、二〇二三年の都市大臣会合では建築物のライフサイクルでの脱炭素化の重要性が確認されたほか、EUでは、加盟国に対して二〇二八年から千平方メートルを超える新築の建築物にはライフサイクルカーボン評価の実施を義務付けることを求めているといった取組が進められております。
また、日本国内でも、有価証券報告書において温室効果ガス排出量を開示することが検討されており、こうした動きを踏まえて、大手の都市開発事業者には、自社プロジェクトでの温室効果ガス排出量の削減に向けた検討を進めている事業者もあると承知をしております。
こうした状況も踏まえ、今回の法案においてライフサイクルカーボン評価制度を創設することとしております。
また、今回の法案では、関係省庁が連携し、ライフサイクルカーボン評価のための統一的なルールとして、躯体、内外装材、建築設備など、ライフサイクルカーボンの算定に含めるべき対象の範囲や、資材の製造段階から建築物の解体段階に至るまでの各段階における算定方法などを評価指針に定めることとしております。
この指針の詳細については引き続き関係省庁とも連携しながら検討を進めてまいりますが、検討に当たっては、先ほど申し上げた国際的な取組や国内の検討状況などを踏まえる必要があると考えており、委員から御指摘のありましたISOなどの国際標準の動向にも注視しながら検討してまいります。
以上でございます。
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礒崎哲史(国民)
今、数値をもって御説明をいただきました。ちょっと分かりづらかったかもしれませんが、皆さんのお手元にお配りしました資料の二ですね、二の方のところにその具体的な数字を書かせていただいたところです。今お話がありましたBEI値ですとか、あとはU値あるいはイータ値ということでここに記載があるとおりで、今、足下では、一番左側の省エネ基準、これをしっかり守ってくださいよということになりますが、二〇三〇年になると、このトップランナー基準のところが標準的にもうやってくださいよということになってスライドしていくということですから、かなり厳しくなっていくということでもあります…
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40宿宿本尚吾国土交通省住宅局長
お答えをいたします。
私ども、住宅、建築物は、全体の分類でいいますと業務・家庭部門というところに分類をされておりまして、業務・家庭部門におけるエネルギー消費量は、一九九〇年より二〇〇〇年代の初頭まで増加をして、その後減少しております。しかしながら、一九九〇年時点と比べますと我が国のエネルギー消費量全体は減少しておりますので、業務・家庭部門が占める割合は増加をしており、現在では全体の約三割を占めるに至っております。
また、海外との比較に関しましては、我が国の世帯当たり、それぞれの御家庭当たりのエネルギー消費量は、アメリカの三分の一程度、ドイツなどのヨー…
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礒崎哲史(国民)
今、数字を御説明いただきました。
実際のエネルギーの消費という観点ではいろんな指標があるかもしれませんが、今御紹介をいただいた数字でいけば、アメリカの三分の一、EUの二分の一ぐらいになっているということで、かなり省エネ自身、エネルギーの消費そのものは日本はかなり抑えられているんだということでお話がありました。
今お話があったとおり、基準を厳しくしていけばいいのかというとそうではなくて、最後はバランスが大事だと思うんですよね。厳しいものを作って、それはそれでいいのかもしれませんが、結果的に高いコストを掛けなければ住めない家になってしまうとすると、それは…
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- (上の発言)
42上上田英俊(自民)国土交通大臣政務官・内閣府大臣政務官・復興大臣政務官
二〇五〇年カーボンニュートラルの実現には建築分野における取組が非常に重要であり、これまでの取組を更に加速させるためには、建築物の使用時だけではなく、建設から解体に至るまでのライフサイクルで脱炭素化の取組を促進していく必要があるというふうに考えております。
このような認識は国際的にも共有されており、二〇二三年の都市大臣会合では建築物のライフサイクルでの脱炭素化の重要性が確認されたほか、EUでは、加盟国に対して二〇二八年から千平方メートルを超える新築の建築物にはライフサイクルカーボン評価の実施を義務付けることを求めているといった取組が進められております。
また、日本国内でも、有価証券報告書において温室効果ガス排出量を開示することが検討されており、こうした動きを踏まえて、大手の都市開発事業者には、自社プロジェクトでの温室効果ガス排出量の削減に向けた検討を進めている事業者もあると承知をしております。
こうした状況も踏まえ、今回の法案においてライフサイクルカーボン評価制度を創設することとしております。
また、今回の法案では、関係省庁が連携し、ライフサイクルカーボン評価のための統一的なルールとして、躯体、内外装材、建築設備など、ライフサイクルカーボンの算定に含めるべき対象の範囲や、資材の製造段階から建築物の解体段階に至るまでの各段階における算定方法などを評価指針に定めることとしております。
この指針の詳細については引き続き関係省庁とも連携しながら検討を進めてまいりますが、検討に当たっては、先ほど申し上げた国際的な取組や国内の検討状況などを踏まえる必要があると考えており、委員から御指摘のありましたISOなどの国際標準の動向にも注視しながら検討してまいります。
以上でございます。
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礒崎哲史(国民)
今御説明をいただきましたけれども、ちょっと時間がもうありませんので、最後、意見としてお話をさせていただきたいと思いますが。
今、欧州では二〇二八年からの導入ということでありましたし、あと有価証券報告書、これも多分もうグローバルな話になっていくというふうに思いますので、今のタイミングで導入する理由というのは、まさにそういった外的な要因からだということで理解をしています。
その中で、今、ISOの基準に準拠しているかというものを聞いたのは、ヨーロッパはどっちかというと、国際的に今認識されている基準よりも厳しい評価基準を設けようとしていたりするんですよね。た…
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三浦信祐(公明)
公明党の三浦信祐です。
建築物省エネ法改正案について質問させていただきます。
二〇二五年度に全ての建築物において省エネ基準適合を全面義務化を図って、住宅についての一次エネルギー、ビルディング・エナジー・インデックス、BEI基準値を一・〇に義務化していると承知をしております。さらに、二〇三〇年度に〇・八〇と規定しております。
この基準を実現するために必要な建築物を完成させるまでのコストアップはどの程度と予想されるのでしょうか。省エネの理想は、実現することが重要であります。ですが、物価高騰時代にあって消費者負担が大きくなり過ぎれば、むしろ建築物購入機会…
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45宿宿本尚吾国土交通省住宅局長
お答えを申し上げます。
国土交通省といたしましては、二〇三〇年度に新築住宅についてZEH水準の省エネ性能を確保することを目標としております。ZEH水準への基準引上げにつきましては、市場における住宅の省エネ性能の実態、建材、設備機器のコスト低減や一般化の状況、関係各主体のこれまでの取組の進捗などを踏まえて行うこととしておりますが、具体的なコストアップにつきまして現時点で予測することは困難であることを御理解いただければと思います。
また、本法案においては、省エネ性能の向上の取組は、住宅を含む建築物の取得等に当たっての国民の負担能力を考慮しつつ行うべきもの…
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