田中一成経済産業省大臣官房審議官

2026年5月14日・第221回国会 参議院 国土交通委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 6 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

お答え申し上げます。

原油、石油関連製品につきましては、これ、日本全体として必要となる量は確保できております。委員から御指摘のありましたこのシンナーにつきましても、前年と同程度の供給を継続しているところですが、川中から川下への流通過程で供給の偏りや流通の目詰まりが一部で発生しているのは事実でございます。

そうした中で、サプライチェーンの幅広い事業者の不安を解消できるよう、こうした全体の供給状況や、一部で生じている供給の偏りや流通の目詰まりの解消事例について、可能な限り丁寧に発信してきております。具体的には、経済産業省を始めとする関係省庁のホームページやSNSでの情報発信に加えまして、経産省の広報担当官が毎日定刻にブリーフィングを実施しております。その上で、関係省庁に設置された情報提供窓口を通じまして、シンナーなどのサプライチェーンの情報を集約して供給の偏りや目詰まり箇所を特定して、一つ一つ確実に解消してきたところでございます。

その方法について、一定の知見が得られてきました。例えばシンナーにつきましては、石油化学メーカーと商社がシンナーメーカーに対しまして、四月末まで前年並み、それ以降の供給は未定と伝えたところ、シンナーメーカーがこの内容を慎重に捉え、五月分のシンナー出荷維持のため、四月分の出荷量を前年比五〇%に低減させたと、そういったケースもございました。これに対して、原料である溶剤メーカーに溶剤の安定供給の要請、サプライチェーン間での供給見通しの共有、こうした対応を実施することで目詰まりを順次解消してきております。

引き続き、全体の供給状況や、供給の偏りや流通の目詰まりの解消事例を丁寧に発信するとともに、こうした知見を業界横断で展開することにより、流通のお困り事を一つ一つ着実に解消していきたいと考えております。

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