前向きな御答弁、ありがとうございました。
午前中にも、質疑にもありましたが、リニア開業が今後予定をされているわけですけれども、その効果を最大限に取り込むためにも、この幹線道路を含む道路ネットワーク整備が求められるところであります。地域経済の成長を促すという観点からも、必要な財政的支援も含めまして、着実な整備の推進をお願い申し上げます。
続きまして、稼げる国土を実現する治水対策についてお伺いをさせていただきます。
また地元のお話になりますが、岐阜県においては、先人の方々が木曽川、長良川、揖斐川から成るこの木曽三川の水を治め、そして、これを活用して耕地を広げて豊かな暮らしを築いてきた地域であります。ただ一方で、大雨のたびに洪水などの水害に見舞われてきた歴史を有し、全国的に見ても治水対策の重要性が極めて高い地域でもあります。こうした歴史を踏まえて、治水対策の一層の強化が求められるところであります。
私が岐阜県議会議員だったときのお話です。所属をしておりました土木委員会の視察で郡上市にある内ケ谷ダムの建設現場を訪れました。そこには、百年に一回の洪水を想定した壮大な規模の、想像をはるかに超える規模の事業が進められておりました。
それまでの私は、自然の前では人は無力である、そう考えておりました。しかし、そこには、大自然の脅威に真正面から向き合い、英知を結集し、諦めることなく挑戦し続ける人の姿がありました。大自然の前では人は余りにも小さな存在です。しかし、志は高く大きく、未来を生きる人々の幸せを願い、名は残さずとも志は地図と歴史に刻む、まさに土木はロマン、そう思いました。
私たちの今日の暮らしは、先人の不断の努力と挑戦によって守られ、育まれてきたものであります。今を生きる私たちは、その志を確かに受け継ぎ、将来世代のために挑戦を重ねていく責務があります。一旦水害が発生すれば、命や財産への被害にとどまらず、工場生産やサプライチェーンの分断など、地域経済全体に甚大な影響を及ぼします。企業が安心して進出や設備投資を行うことができるよう、災害に強い基盤整備が求められます。
自然災害が激甚化、頻発化する中において、稼げる国土を実現するためにも、気候変動に対応した治水計画への見直しや治水対策を早急に進めるべきだと考えますが、大臣の御所見をお伺いさせてください。
103
礒崎哲史(国民)
終わります。ありがとうございました。
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104
若井敦子(自民)
自由民主党の若井敦子でございます。
本日は、大臣所信に対して質疑の機会をいただき、心より感謝を申し上げます。ありがとうございます。ありがとうございます。
国土交通行政というのは、国民の命と暮らしを守る基盤そのものに直結する非常に重要な政策分野だと私も承知をしております。本委員会の一人といたしまして、その担う重責をしっかりと真摯に受け止め、順次政府の御所見をお伺いさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
初めに、地域経済の成長や発展につながる道路整備についてお伺いをさせていただきます。
私の地元岐阜県では、昨年八月に、地域にとって長…
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105沓沓掛敏夫国土交通省道路局長
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、人口減少下においても、経済活動を縮小させず力強い経済成長を実現するとともに、暮らしやすく活力ある地域社会を構築していくことが重要であると認識しております。道路ネットワークの整備は、人流、物流の円滑化を図り、企業立地や観光交流の促進、生産性の向上につながるなど、我が国の経済産業を下支えする重要な役割を果たしております。
例えば、委員の御指摘もありましたとおり、東海環状自動車道につきましては、岐阜県―三重県境区間を除く約九割が開通したところでございますが、平成十三年と令和四年の比較で沿線の自動車関連の企業数が約二…
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- (上の発言)
106
若井敦子(自民)
前向きな御答弁、ありがとうございました。
午前中にも、質疑にもありましたが、リニア開業が今後予定をされているわけですけれども、その効果を最大限に取り込むためにも、この幹線道路を含む道路ネットワーク整備が求められるところであります。地域経済の成長を促すという観点からも、必要な財政的支援も含めまして、着実な整備の推進をお願い申し上げます。
続きまして、稼げる国土を実現する治水対策についてお伺いをさせていただきます。
また地元のお話になりますが、岐阜県においては、先人の方々が木曽川、長良川、揖斐川から成るこの木曽三川の水を治め、そして、これを活用して耕地を広げて豊かな暮らしを築いてきた地域であります。ただ一方で、大雨のたびに洪水などの水害に見舞われてきた歴史を有し、全国的に見ても治水対策の重要性が極めて高い地域でもあります。こうした歴史を踏まえて、治水対策の一層の強化が求められるところであります。
私が岐阜県議会議員だったときのお話です。所属をしておりました土木委員会の視察で郡上市にある内ケ谷ダムの建設現場を訪れました。そこには、百年に一回の洪水を想定した壮大な規模の、想像をはるかに超える規模の事業が進められておりました。
それまでの私は、自然の前では人は無力である、そう考えておりました。しかし、そこには、大自然の脅威に真正面から向き合い、英知を結集し、諦めることなく挑戦し続ける人の姿がありました。大自然の前では人は余りにも小さな存在です。しかし、志は高く大きく、未来を生きる人々の幸せを願い、名は残さずとも志は地図と歴史に刻む、まさに土木はロマン、そう思いました。
私たちの今日の暮らしは、先人の不断の努力と挑戦によって守られ、育まれてきたものであります。今を生きる私たちは、その志を確かに受け継ぎ、将来世代のために挑戦を重ねていく責務があります。一旦水害が発生すれば、命や財産への被害にとどまらず、工場生産やサプライチェーンの分断など、地域経済全体に甚大な影響を及ぼします。企業が安心して進出や設備投資を行うことができるよう、災害に強い基盤整備が求められます。
自然災害が激甚化、頻発化する中において、稼げる国土を実現するためにも、気候変動に対応した治水計画への見直しや治水対策を早急に進めるべきだと考えますが、大臣の御所見をお伺いさせてください。
107
金子恭之(自民)国土交通大臣
若井委員には、世界空手道を四連覇された武道家ならではの切れのある御質問をいただきまして、ありがとうございます。
近年、気候変動の影響によりまして全国で水害が発生しておりまして、今後も更なる水害の激甚化、頻発化が予想されています。
委員御指摘のとおり、一たび水害が発生すれば、国民の生命、財産が脅かされることに加え、工場の浸水や停電、断水により企業の経済活動に直接影響が出るほか、道路、鉄道の途絶により、サプライチェーンを通じてその影響がより広域に広がることになります。
例えば、委員御地元の東海地方においては、平成十二年に発生をした東海豪雨の際、部品供給…
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108
若井敦子(自民)
大変心強い御答弁、ありがとうございました。
近年、気候変動の影響によって小雨による渇水のリスクも高まっておりますので、流域全体で水資源を効率的に活用して管理するこの流域総合水管理の推進により一層御尽力くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。
続きまして、インフラ老朽化対策についてお伺いをさせていただきたいと思います。
我が国のこの社会インフラは、高度経済成長期に集中的に整備されたものが多く、建設後五十年以上を経過する施設の割合は年々増加をしている現状でございます。この加速度的に進行をしていく社会インフラの老朽化問題は、もはや危機的状況にあり…
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109鶴鶴田浩久国土交通省総合政策局長
お話ありましたように、インフラの老朽化が加速度的に進む中、国土交通省では、予防保全型メンテナンスへの転換を推進しております。その際、委員から御指摘のありましたような自治体の限られた予算、体制を踏まえますと、AI、ドローン、ロボットなどの新技術を導入すること、また、複数自治体や複数分野のインフラを群として捉え、効率的、効果的にマネジメントしていく、いわゆる群マネの取組を推進することが重要です。
まず、群マネにつきましては、全国展開に向けまして、昨年十月に群マネの手引きバージョン1を公表したところであります。これにより、自治体職員の皆様に対して、各種勉強会…
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