ありがとうございます。
まさに今御指摘になったとおり、フォン・デア・ライエン委員長はそのような、正確にはそんな言い方をされておりました。何といいますか、その言い方はまさに戦略的誤りだったというところからしても、本質的な誤りだったとは言っていないわけですね。そういう意味で、全体としての脱炭素化、そして原発依存を全体としてはEUとして減らしていくという、自然エネルギーへと基本的に転換していくという方向は堅持するという姿勢ではあろうと思います。
ただしかし、現在、まさに御承知のとおり、原油が途絶し、そしてまた、実際問題、エネルギー価格が上昇し、さらに生活費が上昇して、非常にやはり庶民の生活も苦しい中で、もしそのような脱炭素化や自然エネルギーへの転換を強力に進めていったら、これはEUそのものに対する信頼の失墜に至る。やっぱりそういう中で、そしてまた各国の産業からもいろんな圧力がある中で、ある意味では戦略的なその方針転換を行っていると。ただ、中長期的に、もし例えばエネルギー価格が以前のように戻ることがあれば、やはり脱炭素化、自然エネルギーへの転換という方針は強力に進めていきたいとは思っていると思います。しかし、今はその状況ではない。
その中で、日本としては、エネルギー問題、先ほどからどのようにエネルギーを供給していくかというのは、まさに下斗米先生も御指摘になったようないろんな動きがある中で、イギリスの政策転換もあり得るということで、日本はそこはやっぱり柔軟にやっていかないと後れを取ってしまいますし、まさに我々の国民生活に影響があるだろうと思いますので、やっぱり先ほどの御質問と同じように、全体の流れは見ながら、具体的に欧州がどう動いているかを見ながらこちらも機敏に対応していくという方がよろしいかと思っております。
以上です。
19福福士珠美(立憲)
日本としての立ち位置というか、インド太平洋の安全保障などに関しては、やはり北朝鮮というのは、今の状況、帰ってきてからどういうふうなリスクがあるかというのを考えると、日本の立ち位置というのはどういうふうに思われますか。
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20下下斗米伸夫神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授
どうもありがとうございます。
一番重要なポイントでございますが、これは御案内のとおり、二〇一八年からの、シンガポール、ハノイでのトランプ政権と北朝鮮指導部との対話がどういう形で復活するか、間接的に韓国、大韓民国がこれにどういう態度を取るのか、大変難しいところがあるんですが、ある種、朝鮮戦争を終えるということになると、停戦ラインが国境線になるという可能性が中期的にはあり得ると私は見ております。そういうことになると、日本はいよいよ北との国交回復という問題を俎上に上げざるを得ない、あるいは上げる環境が出てくる、そういうチャンスを生かすべきだろうと思います。
…
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21福福士珠美(立憲)
済みません、時間がないんですが、もう一問だけよろしいでしょうか。
欧州のエネルギー政策について、水島参考人に伺いたいと思います。
先ほどの資料の中にも、EUのフォン・デア・ライエン委員長が三月にパリで開かれた原子力エネルギーサミットで、欧州が原発に背を向けたのは戦略的誤りだったと述べて話題になりました。フランスも、これまで原発依存を減らす方向だったのが、二〇二二年に増設の方針に転換したわけで、これから欧州におけるエネルギー政策の流れというのはどういうふうに変わるとお考えでしょうか。また、エネルギー分野において、日本の外交手段、どのようにあるべきとお考…
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- (上の発言)
22水水島治郎千葉大学大学院社会科学研究院教授
ありがとうございます。
まさに今御指摘になったとおり、フォン・デア・ライエン委員長はそのような、正確にはそんな言い方をされておりました。何といいますか、その言い方はまさに戦略的誤りだったというところからしても、本質的な誤りだったとは言っていないわけですね。そういう意味で、全体としての脱炭素化、そして原発依存を全体としてはEUとして減らしていくという、自然エネルギーへと基本的に転換していくという方向は堅持するという姿勢ではあろうと思います。
ただしかし、現在、まさに御承知のとおり、原油が途絶し、そしてまた、実際問題、エネルギー価格が上昇し、さらに生活費が上昇して、非常にやはり庶民の生活も苦しい中で、もしそのような脱炭素化や自然エネルギーへの転換を強力に進めていったら、これはEUそのものに対する信頼の失墜に至る。やっぱりそういう中で、そしてまた各国の産業からもいろんな圧力がある中で、ある意味では戦略的なその方針転換を行っていると。ただ、中長期的に、もし例えばエネルギー価格が以前のように戻ることがあれば、やはり脱炭素化、自然エネルギーへの転換という方針は強力に進めていきたいとは思っていると思います。しかし、今はその状況ではない。
その中で、日本としては、エネルギー問題、先ほどからどのようにエネルギーを供給していくかというのは、まさに下斗米先生も御指摘になったようないろんな動きがある中で、イギリスの政策転換もあり得るということで、日本はそこはやっぱり柔軟にやっていかないと後れを取ってしまいますし、まさに我々の国民生活に影響があるだろうと思いますので、やっぱり先ほどの御質問と同じように、全体の流れは見ながら、具体的に欧州がどう動いているかを見ながらこちらも機敏に対応していくという方がよろしいかと思っております。
以上です。
23福福士珠美(立憲)
分かりました。ありがとうございました。
これで質問を終わります。
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鈴木宗男(自民)
庭田幸恵さん。
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25庭庭田幸恵(国民)
国民民主党・新緑風会の庭田幸恵でございます。
今日は、水島参考人、そして下斗米参考人、貴重なお話をいただきましたこと、ありがとうございました。まずはお礼を申し上げます。
まず、水島参考人のレジュメの中に、冒頭、鏡としてのヨーロッパというふうなコメントが出てまいりました。政党政治の変化もシンクロしているということで、次の二ページ目、ポピュリズムの構図、これまさに、感想になってしまうんですけれども、今、衆議院はさておき、私たちが属しているこの参議院はまさしくこの構図になっているというふうに、シンクロしているというふうに感じた次第でございます。やはり、鏡と…
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