下斗米伸夫神奈川大学特別招聘教授/法政大学名誉教授

2026年5月27日・第221回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 20 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 69 発言)

どうもありがとうございます。

一番重要なポイントでございますが、これは御案内のとおり、二〇一八年からの、シンガポール、ハノイでのトランプ政権と北朝鮮指導部との対話がどういう形で復活するか、間接的に韓国、大韓民国がこれにどういう態度を取るのか、大変難しいところがあるんですが、ある種、朝鮮戦争を終えるということになると、停戦ラインが国境線になるという可能性が中期的にはあり得ると私は見ております。そういうことになると、日本はいよいよ北との国交回復という問題を俎上に上げざるを得ない、あるいは上げる環境が出てくる、そういうチャンスを生かすべきだろうと思います。

その意味で、トランプ政権が本当はこの三月、四月にも動くという説もございましたが、少し遅れているようでございますけれども、これはイラン戦争との関係だとは思いますが。我々は、アジアでどういうふうに事態が動くのか、ヨーロッパでのウクライナ戦争がどういうふうに終わるのか、あるいは止まるのか、これの間には大きな違いがございますけれども、いずれにせよ、フットワークを軽くして、いろんなオプションを持って対応するべき時期がやってきたと思います。

個人的には、日本も国会の中に調査会を、あるいは国会図書館の調査機能を更に拡充して、あるいは、この予算がどういうふうに使われてきたのかということも含めて精査するメカニズムをすることによって、国民の理解できる新しいアジア、ユーラシア政策が取れるんじゃないかと思います。

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