では、高良先生、御質問ありがとうございます。
先生も御指摘されたとおり、今、トランプ大統領は、非常に国内的にガソリン価格の高騰で圧迫を受けています。ということで、トランプ大統領の本音は、もう早くこの戦争から手を引きたいと思っているのは間違いないんですが、ただ、しかしながら、彼の性格もありますし、立場もあって、名誉ある撤退を彼は必要としているわけです。
他方、イラン側は、要するにハメネイ最高指導者を殺害されたことでメンツが潰れているわけですね。なぜメンツが潰れるとよくないのかというと、私の今日の話で、イランはイスラム革命体制を取っているわけですが、彼らにとって一番重要なのは、その体制を維持することです。メンツが潰れたままでいると、当然、体制を支持している人たちからも不満が出ますし、近隣国がそれに対してイランを軽んじるという可能性がございます。したがって、イランはメンツを回復しなきゃいけない。
片方は名誉ある撤退をしたい、もう片方はメンツを回復したい。実は、この両方が折り合える可能性というのは非常に低いので、そういう意味で、双方の求めるものという見地に立つと、私は停戦は非常に難しいと考えております。
以上でございます。
5宮宮田律一般社団法人現代イスラム研究センター理事長
お手元に資料があると思いますけれども、ちょっと多いので、かいつまんで御説明していきます。
御存じのとおり、イスラエルとアメリカ、国連決議もなく、イラン攻撃を始めた。その目的は、一ページ目のレジュメにあるとおり、イラン・イスラム共和国体制を打倒するといって国際法に違反する戦争を開始し、ハメネイ最高指導者を開戦当日の二月二十八日に殺害したわけですけれども、最高指導者を選ぶ専門家会議はハメネイ師の息子のモジタバ・ハメネイという人を後継者として即座に選出した。それから、アメリカ、イスラエルは文民から登用されたアジーズ・ナシールザーデという国防相をやはり開戦当日…
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鈴木宗男(自民)
これより参考人に対する質疑を行います。
質疑は答弁時間を含め、お一人十分以内となるように御協力をお願いいたします。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
高良沙哉さん。
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7高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。沖縄の風、高良沙哉です。
本日は、私の都合により質問順を早めていただきまして、ありがとうございます。鈴木会長始め与野党、委員の皆様、御配慮いただきまして、ありがとうございます。先に質問をさせていただきます。
まず、本日、お二人の参考人には、本当に、現状の厳しい状況を含め教えていただきまして、大変学びが深く、濃い時間となっております。ありがとうございます。
齊藤参考人にお聞きいたします。
現状、非常に厳しい状況だなということで昨今の情報を見ていますけれども、アメリカとイランとの協議がなかなか調わず、アメリカがホルムズ海峡を封鎖…
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- (上の発言)
8齊齊藤貢元駐イラン大使/関西学院大学客員教授
では、高良先生、御質問ありがとうございます。
先生も御指摘されたとおり、今、トランプ大統領は、非常に国内的にガソリン価格の高騰で圧迫を受けています。ということで、トランプ大統領の本音は、もう早くこの戦争から手を引きたいと思っているのは間違いないんですが、ただ、しかしながら、彼の性格もありますし、立場もあって、名誉ある撤退を彼は必要としているわけです。
他方、イラン側は、要するにハメネイ最高指導者を殺害されたことでメンツが潰れているわけですね。なぜメンツが潰れるとよくないのかというと、私の今日の話で、イランはイスラム革命体制を取っているわけですが、彼らにとって一番重要なのは、その体制を維持することです。メンツが潰れたままでいると、当然、体制を支持している人たちからも不満が出ますし、近隣国がそれに対してイランを軽んじるという可能性がございます。したがって、イランはメンツを回復しなきゃいけない。
片方は名誉ある撤退をしたい、もう片方はメンツを回復したい。実は、この両方が折り合える可能性というのは非常に低いので、そういう意味で、双方の求めるものという見地に立つと、私は停戦は非常に難しいと考えております。
以上でございます。
9宮宮田律一般社団法人現代イスラム研究センター理事長
在日米軍基地が攻撃される可能性があるかどうかというわけですけれども、イランの今のロジックから、論理からすれば、攻撃される可能性があってもこれは不思議ではないわけですけれども、何分、日本は遠く離れていますし、イラン政府はこれまで日本の対応を批判したことがないですよね。ということを考えると、日本の沖縄の在日米軍基地を攻撃する可能性は余りないのではないかなという気がします。
やはり日本の対応とすれば、これはずっと報告の中でも話してきましたけれども、やはり今回のイラン攻撃、まあイラン戦争は国際法に違反するものですから、日本としても何らかの形でこれは不当な戦争で…
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10高高良沙哉政府参考人など
ありがとうございます。
今、お答えをいただきまして、停戦が難しいということに関しては、だんだんと被害が大きくなっていく中でどのような方策があるんだろうかということを引き続き学んでいきたいというふうに感じたことと、あとは、在日米軍が攻撃対象となるか否かについては、今のところはそのような状況にはないのではないかというお答えをいただいたことに少し安堵しましたが、ただ、日本としてイランとの今の良好な関係、信頼を損なわない範囲で何ができるのか、今後、戦争が終結した後に日本がスムーズに支援に入っていくということのためにも、日本とイランとの関係を保っていくということ…
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鈴木宗男(自民)
鈴木大地君。
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