公明党の秋野公造です。お役に立てるように質疑をしたいと思います。
資料の一ですけれども、非結核性抗酸菌症、当委員会で何度か質疑をしておりますが、結核とは異なります。薬剤耐性を持ちますから、治療に難渋をしております。人と人との感染はないということでありますから、患者さんに対する差別、偏見が絶対にあってはならないということでありまして、水とか土とかそういう環境から感染をするということが分かっております。
一ページ目、岩手医大で、開院以来、この非結核性抗酸菌症の感染に苦しんでいるということでありまして、厚生労働省に対して支援の相談を承った次第であります。表の中見ていただきますと、左から二つ目の行ですけど、喀たんより二回検出ということで、NTM症、非結核性抗酸菌症の診断基準を満たすであろうと思われる方が十六名いらっしゃって、四名が治療介入されたということで、命に関わるようなことはないということであります。
二ページ目を見ていただきますと、その非結核性抗酸菌ですけど、地下水の中には測定感度以下と、測れない、いるかもしれませんが、測定感度以下ということ。浄水及び受水槽にもほぼ測定感度以下ということでありますが、蛇口には御覧のとおりたくさんいるということ、そしてシャワーにもいるということであります。
国立感染症研究所が支援をしてくれまして、水からこの非結核性抗酸菌を同定いたしました。それから、エアロゾルの間からも非結核性抗酸菌を同定しました。患者さんからも同定いたしまして、遺伝子型全て一致をしたということでありまして、シャワーを介した感染が起きたのではないかということが確認をされております。表の一番下に、病院内の水の滞留で顕著に再増殖したのではないかといったようなことが言われているわけです。
三ページ目見ていただきますと、文科省の科研費でも研究が行われておりまして、研究の概要と、下半分のところですけれども、塩素耐性も強いということでありますから、塩素濃度を高めていいという話には、当然病院でありますから、水に塩素濃度が高まったときには非常に不具合もあります。これも非常に困難な状況であるということであります。下の方、その概要の中を見ていただきますと、シャワーヘッドなどを交換してもまた二か月後には抗酸菌、非結核性抗酸菌がまた現れたということでありまして、非常に難渋をしています。
確認ですが、命に関わるような状況は起きていないということでありますから、一方で、こうして感染経路が明らかになっているということでありまして、四ページ目以降、岩手医大はきちんと患者さんに対して丁寧に説明も行って、不安の解消にも努めているということでありますけれども、感染、いわゆる菌が消えるということはないということであります。
厚労省に対して支援が求められておりますが、ヒアリングなど対応をお願いしたいと考えますが、御見解お伺いしたいと思います。
101
小川克巳(自民)
午後一時に再開することとし、休憩いたします。
午前十一時五十一分休憩
─────・─────
午後一時開会
この発言のページ
102
小川克巳(自民)
ただいまから厚生労働委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、木村義雄君及び石橋通宏君が委員を辞任され、その補欠として脇雅昭君及び小島とも子君が選任されました。
─────────────
この発言のページ
103
小川克巳(自民)
休憩前に引き続き、社会保障及び労働問題等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
- (上の発言)
104
秋野公造(公明)
公明党の秋野公造です。お役に立てるように質疑をしたいと思います。
資料の一ですけれども、非結核性抗酸菌症、当委員会で何度か質疑をしておりますが、結核とは異なります。薬剤耐性を持ちますから、治療に難渋をしております。人と人との感染はないということでありますから、患者さんに対する差別、偏見が絶対にあってはならないということでありまして、水とか土とかそういう環境から感染をするということが分かっております。
一ページ目、岩手医大で、開院以来、この非結核性抗酸菌症の感染に苦しんでいるということでありまして、厚生労働省に対して支援の相談を承った次第であります。表の中見ていただきますと、左から二つ目の行ですけど、喀たんより二回検出ということで、NTM症、非結核性抗酸菌症の診断基準を満たすであろうと思われる方が十六名いらっしゃって、四名が治療介入されたということで、命に関わるようなことはないということであります。
二ページ目を見ていただきますと、その非結核性抗酸菌ですけど、地下水の中には測定感度以下と、測れない、いるかもしれませんが、測定感度以下ということ。浄水及び受水槽にもほぼ測定感度以下ということでありますが、蛇口には御覧のとおりたくさんいるということ、そしてシャワーにもいるということであります。
国立感染症研究所が支援をしてくれまして、水からこの非結核性抗酸菌を同定いたしました。それから、エアロゾルの間からも非結核性抗酸菌を同定しました。患者さんからも同定いたしまして、遺伝子型全て一致をしたということでありまして、シャワーを介した感染が起きたのではないかということが確認をされております。表の一番下に、病院内の水の滞留で顕著に再増殖したのではないかといったようなことが言われているわけです。
三ページ目見ていただきますと、文科省の科研費でも研究が行われておりまして、研究の概要と、下半分のところですけれども、塩素耐性も強いということでありますから、塩素濃度を高めていいという話には、当然病院でありますから、水に塩素濃度が高まったときには非常に不具合もあります。これも非常に困難な状況であるということであります。下の方、その概要の中を見ていただきますと、シャワーヘッドなどを交換してもまた二か月後には抗酸菌、非結核性抗酸菌がまた現れたということでありまして、非常に難渋をしています。
確認ですが、命に関わるような状況は起きていないということでありますから、一方で、こうして感染経路が明らかになっているということでありまして、四ページ目以降、岩手医大はきちんと患者さんに対して丁寧に説明も行って、不安の解消にも努めているということでありますけれども、感染、いわゆる菌が消えるということはないということであります。
厚労省に対して支援が求められておりますが、ヒアリングなど対応をお願いしたいと考えますが、御見解お伺いしたいと思います。
105鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
非結核性抗酸菌、いわゆるNTMにつきましては、水や土などの環境中に常在している菌であり、院内感染の原因となり得ることや、NTM症の国内罹患率が増加している可能性があることが指摘されていると承知しております。
厚生労働省におきましても、AMED研究によりNTMの院内感染制御の基盤構築に向けた調査を行うなど取組を進めてきたところでございますが、御紹介いただいた事例でございますけれども、現地の医療機関にヒアリングを行った上で、対応について検討してまいりたいと考えております。
この発言のページ
106
秋野公造(公明)
どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
改めて四ページ目から七ページ目見ていただきますと、これまで患者さんに対して丁寧に不安の解消を含め対応していただいているということで、いい意味で先行事例でもあり、すばらしい取組をしておりますけれども、やっぱりこの非結核性抗酸菌症というものがどういうものなのか分からないということを一から説明をしないといけない状況は、そういったものを困難にしています。
八ページ目御覧をいただきますと、先日、私、鷲見部長に対して、この非結核性抗酸菌症を啓発する期間の設定をやってはどうか、検討してはどうかと申し上げて、前向きにやると御…
この発言のページ
107鷲鷲見学厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部長
お答え申し上げます。
御指摘のとおり、今般の事案も踏まえまして、六月十五日の参議院決算委員会にて私自身答弁させていただきましたとおり、期間を設定して医療従事者に対して適切な検査、治療等について普及啓発を進めるとともに、一般の方にもNTM症の特性などを含めた正しい知識を分かりやすく普及していくことは重要であるというふうに考えております。
このため、九月の結核予防週間及び呼吸器感染症予防週間の期間に関係学会と連携した上で普及啓発を行えるよう、要綱を作成するなど事務的な手続を進めているところでございます。
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