山田宏 (自由民主党)

2026年6月2日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 7 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 225 発言)

口腔の健康が全身の健康につながるというのは今やもう常識になってございます。改めて申し上げますと、歯周病と糖尿病は合併症、どちらかが悪化すると一方がまた悪化していくと、こういった関係にございます。それだけでなく、心臓や脳血管の、脳梗塞、心筋梗塞などの原因にも、この血管の壁にプラーク、歯周病を起源とする様々な物質がくっついていることが分かってございます。

また、アルツハイマーについても、歯周病の作る物質が、たんぱく質が、海馬という脳内の記憶をつかさどるところでアミロイドベータという認知症の原因となる物質を作り出すということがもう分かってございます。

そのほか、虫歯についても、その菌が消化器を使って、消化器を通して大腸で悪さをして大腸がん等の原因になってくるというようなことなどももう明らかになりつつあります。

そういった意味で、口腔の健康を維持することが実は、いや、最近の病気というのは大体、慢性病、生活習慣病でございますから、まさにそれらの予防をするという意味ではまずお口から入るということが大事だと、こう考えてございます。

この国民皆歯科健診の実現を高市総理は打ち出しているわけですけれども、どういう状況が皆歯科健診となるのかということについて、その達成目標について伺いたいと思いますが、今日は資料をお配りをしてございます。

これは、令和六年の歯科疾患実態調査、まあ何年か一回にこういうことをやっているんですが、今回は令和六年、一番最新の数字ですけれども、一万四千六百九十五人を対象に、一歳以上の方々について無作為抽出をした結果であります。

一番左、六三・八と書いてございます。これ、この一年間に歯科健診を受けましたかという質問に対して受けたと答えた者の割合は六三・八%ということで、全体と、中で三分の二程度が歯科健診を受けたと答えていますが、いまだにやっぱり三六%ぐらいの方は、よほど口腔内が悪化して、もう痛くて痛くてしようがないというとき以外は行かないし、歯医者さん嫌いだという人たちも多うございまして、そういった中で、なかなかここが進んでいないと思ってございます。

厚労省は、現在こういった状況にある、国民皆歯科健診まではまだ程遠いと、こう思っているんですけれども、達成目標等があったらそれを御教示いただきたいと思います。

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