城守国斗公益社団法人日本医師会常任理事

2026年5月19日・第221回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 75 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 91 発言)

ありがとうございます。

今議員がおっしゃられたとおり、現在もその制度の内容が現場の先生方又は助産所の方々にしっかり伝わっているかどうかというと、そうではないということは私も認識をしてございます。

その中で、分かりにくいのは、やはり、先ほどから申していますように、これまでの出産は療養の給付の対象外ですので、保険給付ではない。ですから、自由診療ということで、その自由診療に基づいて各施設が人員体制を取り、そして設備を造り、いわゆるコスト構造をつくって現在運営をしていると。そして、出産育児一時金で現金給付をしているという制度ですね。これを、先生方も、保険になると一律になって、今まで施設によってコスト構造が違うのに、その点数の設定によっては運営できなくなるのではないかという御懸念が出ているというのは当然であろうと思います。

今回の要するに制度はそうではなくて、出産に関して、標準的な分娩に関しては分娩費という形で、財源は保険料ですけれども、いわゆる現物給付的に行うということになります。それとは別に保険診療になるケースもございますので、それに対しては出産時の一時金ということを妊婦さんに支給をするというところまでは制度としては考え方としてまとまっておりますけれども、それ以上に関しては、今後、今年の秋以降ですか、に議論を深めるということになってございますので、先生方にとってみれば、その分娩費がどれぐらいになるのか、さらには出産一時金が幾らになるのか、それによって我々の分娩施設が運営できるのかどうかということが御懸念であると思いますし、そこを、各、要するに地域の医療機関の状況も見ながら、今後、設定、議論していくということになろうと思います。

以上です。

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