どうもありがとうございます。
医療、マクロ経済、マクロ医療、財政の話だと思うんですけれども、ナラティブでおっしゃっていることは全てそのとおりだと思います。一方で、我々が考えなければいけないのは、それを全てちゃんと数字に落とし込む、そしてそれを理解することが重要だと私は考えています。
私の資料の場合に、例えば十二ページですね、図十にあるように、確かに医療の高度化で高額レセプトも増えているんです。ただし、じゃ、高額レセプトが増えてそのことのインパクトがどのぐらいかということを計算すると、高額療養費全体あるいは医療財政全体の中ではまだそこまでの規模じゃないわけなので、もちろんいろんなところで調整はしなきゃいけないけれども、それと今回の話というのが一対一でやっぱり結び付くわけではないと。それはやっぱり数字レベルできちんと積み上げて考えていくとそういう話は言えると思っております。
あと、診療報酬改定等の話ですけれども、これもちょっと今回の話よりも少し一般論みたいな話になりますけれども、やはり皆さん、物価がずっと上がっているということがどういうことなのかというのは、やっぱり三十年間体験していないので、慣れていないというところがあるとは思うんですけれども、やっぱりGDPというものもどんどん上がっているわけですよね。なので、その物価が上がるということに関して、やっぱりその経済の規模が大きくなると、名目値でも数字が大きくなるということも割り引いて考える必要はあると思っています。もちろん、それで収まる問題と、資材高騰とかそれとはまたちょっと違うところの問題もありますけれども、やはりその名目値だけで考えるというところから、GDPとの関係の中で経済全体、財政全体を考えるという発想が重要かなと考えます。
これぐらいでいいでしょうか。
7桜桜井なおみ一般社団法人全国がん患者団体連合会副理事長
ありがとうございます。
本日は、貴重な機会をいただきましてありがとうございます。全国がん患者団体連合会副理事長の桜井と申します。
私は、二〇〇四年に三十代で乳がんの診断を受け、手術、化学療法、その後十年間の内分泌療法などを経たがんの体験者であります。また、再発なども経験をしております。
本日は、健康保険法等の一部を改正する法律案について、特に高額療養費に関する記述を中心に意見を述べさせていただきます。
資料二ページを御覧ください。
全国がん患者団体連合会は現在、加盟団体が全国の五十一団体、会員総数はおよそ二万人を擁する患者団体の連合組織になりま…
この発言のページ
8
小川克巳(自民)
ありがとうございました。
以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。
これより参考人に対する質疑を行います。
なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言のページ
9
石田昌宏(自民)
自由民主党の石田昌宏と申します。
参考人の三名の方々には、広範囲でまた丁寧な詳しい御説明をいただきまして、ありがとうございました。非常に参考になる意見だと思いますので、更にそれを深めていきたいというふうに思っていますので、質疑させていただきます。
今、特に安藤参考人、そして桜井参考人の方からの話が多かったと思うんですけれども、所得に応じて負担の在り方をどう変えていくかといったそのバランスについての意見が多かったというふうに思ってはいます。そこはまた二つ目の質問でお伺いしたいんですけど、そこの前に、医療の質ですとか医療機関の維持といったことに対してどう…
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- (上の発言)
10安安藤道人立教大学経済学部経済学科教授
どうもありがとうございます。
医療、マクロ経済、マクロ医療、財政の話だと思うんですけれども、ナラティブでおっしゃっていることは全てそのとおりだと思います。一方で、我々が考えなければいけないのは、それを全てちゃんと数字に落とし込む、そしてそれを理解することが重要だと私は考えています。
私の資料の場合に、例えば十二ページですね、図十にあるように、確かに医療の高度化で高額レセプトも増えているんです。ただし、じゃ、高額レセプトが増えてそのことのインパクトがどのぐらいかということを計算すると、高額療養費全体あるいは医療財政全体の中ではまだそこまでの規模じゃないわけなので、もちろんいろんなところで調整はしなきゃいけないけれども、それと今回の話というのが一対一でやっぱり結び付くわけではないと。それはやっぱり数字レベルできちんと積み上げて考えていくとそういう話は言えると思っております。
あと、診療報酬改定等の話ですけれども、これもちょっと今回の話よりも少し一般論みたいな話になりますけれども、やはり皆さん、物価がずっと上がっているということがどういうことなのかというのは、やっぱり三十年間体験していないので、慣れていないというところがあるとは思うんですけれども、やっぱりGDPというものもどんどん上がっているわけですよね。なので、その物価が上がるということに関して、やっぱりその経済の規模が大きくなると、名目値でも数字が大きくなるということも割り引いて考える必要はあると思っています。もちろん、それで収まる問題と、資材高騰とかそれとはまたちょっと違うところの問題もありますけれども、やはりその名目値だけで考えるというところから、GDPとの関係の中で経済全体、財政全体を考えるという発想が重要かなと考えます。
これぐらいでいいでしょうか。
11城城守国斗公益社団法人日本医師会常任理事
ありがとうございます。
今議員がおっしゃられた医療費が増加する要因なんですけれども、おっしゃるとおり、主に高齢化率と、そして高齢化の進展と、そして技術の進歩というところが大きかったと思います。ただし、ここですね、失われたこの何十年かのデフレ下においては高齢化の伸びの範囲内に医療費を抑えるという政策が取られていましたので、基本的には医療技術の評価がされてこなかったという結果がございます。ただし、デフレであったためにその影響が大きくは出なかった。ただし、足りない部分は各医療機関が恐らく持ち出しになって、結果的に医療機関がかなり経営的に厳しくなって、直近、ど…
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小川克巳(自民)
桜井参考人、よろしいですか。
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13桜桜井なおみ一般社団法人全国がん患者団体連合会副理事長
ありがとうございます。
私も、今、城守参考人の方が言われた言葉ともう全く同意をいたしたいと思っております。というのが、現在でも、がんの病院、本当に赤字経営で大変なことになっているということを私どもも聞いております。例えば消費税などにおいても、病院は患者から消費税を取っておりません。そうしたところの積み上がった費用というのがかなりな金額になるということを私も聞いております。そういう状況の中で、これからどうしていくのかというふうに考えたそういう大きな議論というのが私は必要だというふうに思っております。
今現在、これを高額療養費をいじることで何とかしようと…
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